2026年9月23日水曜日

【北海道大学構内の廃線跡を歩く】

最近のことですが、北海道新聞に以下のような記事が掲載されました。
・北海道新聞 | かつて北海道大にSLが走っていた 石炭運び、学ぶ若人たちに「暖」届ける

かつて北海道大学(以下、北大)構内に専用引込線が敷かれており、SL(蒸気機関車)が学内で使う燃料用の石炭を運んでいたという内容です。運行期間は、1952(昭和27年頃〜1964(昭和39年の10数年間。
SLが北大に乗り入れていたのは、石炭を運び込む8~10月で、回数も1年間に1~4回程度。その上、早朝の運行が多く、構内でSLを見たことのない学生さんもいたようです。

北大理学部のホームページにも、情報が掲載されています。
また、北大教職員組合 事務部班のXには、引込線が表示されている地図が載っています。

国土地理院が提供する「地図・空中写真閲覧サービス」には、1961(昭和36)年5月2日撮影の写真に、線路が写っています。
※ 整理番号:MHO613A、コース番号:C15、写真番号:5643となります。
※ (100dpiではなく)400dpi画像で見ると、より分かりやすいです。

※ 1971年5月発行の昭文社の北海道道路地図を持っているのですが、この中の「札幌市街図」を見ると、点線でルートが残っていました。

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この廃線跡の一部が道路に転用されており、歩くことが出来るようです。
これは面白そう! 早速、行ってみました。

北大構内には、主だったところで5~6ヵ所 (実際は、それ以上)から入ることができます。
ここでは、一番ポピュラーな正門から入っていきましょう。















すぐ左手にインフォメーションセンター「エルムの森」があります。北大に関する情報を入手できるので、立ち寄ってみることをオススメします。




















まっすぐ進んでいくと、突き当りに「中央ローン(芝生広場)」があり、道が左右に分かれます。右側の道に進みましょう。















大学構内を南北に走るメインストリートにぶつかります。ロータリーの手前左側には「クラーク像」があるので、記念撮影などいかがでしょう。















メインストリートを渡り、さらに進んでいくと、立派なワンちゃん(アイリッシュセッター)と遭遇。飼い主さんがリードを離してカメラを向けていましたが、動くことなく落ち着いてポーズを取るお利口さんでした。




















農学部の校舎前を左折します。















建物(農学部校舎)を右手に見ながら、突き当りまで進みます、















(突き当りを)右折。右手に建物を見ながら進んでいきます。















この先、建物に沿って右折→左折となります。そして、先ほどのメインストリートと同じように南北に延びる道とぶつかります。















この道が、引込線の跡なのです。
廃止になって60数年。痕跡は、もはやどこにもも見当たりません。こうなれば・・・心の目で見てみましょう。

南方向です。ここ辺りから線路は右手(西方向)にカーブし、桑園駅の方に向かっていたようです。















一方、北方向は、しばらく直線が続きます。
ここに線路が通っており、石炭を積んだ貨車がSLに引っ張られたのですね。















突き当りまで進むと、















「ポプラ並木」や「新渡戸稲造顕彰碑」があります。






































この先、「ポプラ並木」の右側(東側)」に線路が続いていたようですが、道に転用されたのはここまでです。

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廃線跡の一部、約300mを歩くことができました。
ここをSLが走っていた姿を、イメージできましたか?

北大は教育・研究機関ですが、広大な敷地に見どころが点在している観光地でもあります。ご自身の興味に合わせてスポットを訪れるかと思いますが、その中に「廃線跡」を加えてみてはいかがでしょう。

そして、実際に構内を走行していたSL「C55-50」が、小樽市総合博物館で静態保存されているのです。















機会があれば、ぜひご覧ください。

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