北海道の北に位置する音威子府(おといねっぷ)村。ここで作られた蕎麦は黒く、野趣あふれる風味。
JR音威子府駅の『常盤軒』で提供されていた“駅そば”は人気で、全国的に知られる存在でした。
(2016.6.14「常盤軒」で撮影)
(2016.6.14「常盤軒」で撮影)
食べられた方、そして、その味が忘れられないという方も、おられるかと思います。
そんな音威子府そばですが、2021年2月に「常盤軒」が閉店し、麺を作っていた「畠山製麺」も2022年8月に閉業。もう食べることができなくなりました。
食べられないとなると、一層食べたくなるものです。「なんとか復活を!」。そのような声も多かったのかもしれません。
2025年7月、音威子府駅の「常盤軒』があったところに、「駅そば音威子府」が期間限定としてオープンしました。待ち望んでいた人が多かったのでしょう。大人気でした。
嬉しいことに、今年4月からは、通年営業となりました。
・Yahooニュース | 駅名物!“黒いそば”が復活「泣ける」「おいしい」北海道・音威子府村【わがマチの寄り道スポット】(動画あり・STV提供)
※ 「音威子府出身の社長が運営する千葉県の製麺所」という記述がありますが、これは??
お店のインスタグラムはこちらです。
・Instagram | ekisoba.otoineppu
私の住む札幌から音威子府までは距離が約260km。車では、3時間少々(高速利用)~5時間半(一般道利用)。JRの特急では、3時間11分(直通)~3時間18-19分(旭川乗換)。かなり時間がかかります。さらに、JRの場合は本数が少なく、待ち時間も多めとなります。
そして、お金も・・・。高速代は4.310円(通常・札幌ICから)、JRは8.890円(通常・特急普通車利用)。
ドライブなどの途中に音威子府に寄って食べるのならまだしも、蕎麦を食べるだけに行くとなると、超高級(高値)の“駅そば”となってしまいます。
それなので、調べました。なんとか札幌市内や近郊で食べることができないかと。
提供する飲食店は、見つかりませんでした。
しかし、同店で使用している千葉県茂原市の製麺会社の麺「新!!音威子府そば」を、同じ茂原市内にある「音威子府食堂』経由で、通信販売で購入できることを知ったのです。
・音威子府食堂
※ 幻の黒いそば復活プロジェクトなどについても書かれています。ぜひ目を通してみてください。
製麺会社の名前は『三浦家製麺』と思われます。
・三浦家製麺
ただ、同社のホームページには、音威子府そばに関する記述はありません。 また、「駅そば音威子府」、そして、この麺を使っていると思われる茂原市にある「音威子府食堂」の公式サイトにも、三浦家製麺の文字は出てこないのです。(そのため「思われる」と表現しました)
ちなみに、「音威子府食堂」の店主は、音威子府村出身です。「三浦家製麺」の社長は、同村出身ではないようです。音威子府そば復活のため、両者は協力しているそうなので、このあたりで情報が混同して伝えられていることもあるようです。(先ほどのYahooニュースなど)
※ 麺作りには、畠山製麺の元社長も協力bしているようです。
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前置きが長くなりましたが、その黒いそばを食べたい!
そんな私は、3食入を2セット購入しました。(チルド便です)
代金は、商品代+送料+代引料=3.127円でした。
1食(麺だけですが)あたり約521円。
当たり前ですが、音威子府に行くより、大幅に安く食べられますね😋
茹でる前の麺は…。
3分から4分、好みの固さになるまで茹でます。
温かいのをいただく場合は、茹でた後に水洗いし再度湯通しするので、短めの3分。冷たいのをいただく時は、4分弱。これで、自分好みとなりました。
最初は、麺そのものの味が良くわかる、もりそばにしました。
この色、まさしく音威子府そばです。いいですねぇ。
独特のコシがあります。これは、蕎麦では珍しく“かんすい”が使われているからかもしれません。
※ かんすいを使うことで、茹で時間が短縮され、伸びにくくなるとのことです。
今度は、定番(?)の天ぷらそばにしてみました。
北海道の蕎麦・うどん用天ぷらですが、つゆが染みてくるとバラバラになってしまうタイプがあります。2枚目の写真に写っている「常盤軒」の天ぷらが、それです。
他に、新得駅にある「駅そば せきぐち」の天ぷらも、そうですね。
それを購入しようと思ったのですが、見つけることができませんでした。
それなので、マルちゃん(東洋水産)の「えひ天ぷら3枚入り」で。
卵入りなので、天玉そばですね。(麺少なめにしました)
麺が温められているためか、冷たいのより風味を感じます。温そばでいただく方が、個人的には好みでした。
今度も、天玉そば。スーパーの惣菜コーナーで“かき揚げ”を売っていたので、それをトッピング。
かき揚げは、厚めのしっとり系。この蕎麦には、サクサク系よりも合うように思いました。
(好みなので、しっとりorサクサク、お好みで)
味付き油揚げをのせて、きつねそばに。
油揚げとの相性も良しでした。
※ 大阪で「きつね」といえば油揚げのうどんだけを指し、「たぬき」は油揚げののったそばになる。きつねそば、たぬきうどんはあまり見かけない。(日本経済新聞より)
ご存じでしたか?
・日本経済新聞 | きつねそば・たぬきうどん、なぜ大阪にはない?
自宅で食べる場合は、トッピングをいろいろと試すことができるのが良いですね。
ワカメも合いましたよ。
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おいしくいただきました。
「音威子府そば」が無くなり、幻となってしまった黒いそば。
よくぞ復活してくれました。
これを自宅で食べられるしあわせ・・・。ありがたいです。
この「新!!音威子府そば」が、今後末永く愛されることを願っています。
そして、いつか音威子府駅で食べたいと思っています。






