※ 記事を投稿してから数日間は、加筆修正を繰り返すことがあります。
札幌から夕張に行くのに、夕張市「デマンド交通市外線」を使ってみました。
今回は、その時の様子をお伝えします。
その前に、近年の夕張市と周辺地域を結ぶ交通事情について、簡単に触れておきましょう。
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数年前までは、札幌~夕張間をバスが走っていました。
※ 上の写真に写っているバスは、三菱鉱業バスで札幌~大夕張間を結んでいました。「三菱鉱業バス保存会」により修復・保存されており、三菱石炭鉱業大夕張鉄道線「旧南大夕張駅」跡に今も大切に展示されています。(撮影日:2019年7月20日)
私が小学生の頃、当時夕張にいた親戚に会いにいくため、このバス(と同じタイプ?)に乗車したことを覚えています。懐かしいです。
2023(令和5)年9月30日に夕張鉄道(夕鉄バス)が、札幌(新札幌駅前)から夕張(新夕張駅前・南清水沢など)を結ぶ路線を廃止。翌2024(令和6)年9月30日には、北海道中央バスの「高速ゆうばり号」(札幌駅前~レースイリゾート)を廃止し、札幌から夕張まで乗り換えなしで行くことのできる公共交通機関はなくなりました。
※ JR北海道の特急「おおぞら」や「とかち」を使えば、新夕張まで行くことは出来ます。しかし、市の中心部である「本町地区」や将来的に中心となる「清水沢地区」に行くには、バスに乗り換える必要があります。
夕張市民にとっても、栗山などを経由して札幌方面に行く手段がなくなることで、通院や通学などに支障が出かねない状況となることが予想されました。それを回避すべく、2023(令和5)年10月1日より、夕張市が主体となりデマンド交通の実証実験が始まりました。(運行は、市内公共交通事業者に委託) 運行区間は、夕張市(新夕張)~栗山町~長沼間。
2024(令和6)年4月1日より本格運行開始。
2025(令和7)年5月1日からは、北広島市(北広島駅)まで路線が延伸されました。
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〔まずは、登録から〕
夕張市のホームページから「市外線デマンド交通利用者登録票」(PDFファイルかExcelファイル)をダウンロード。それに記入し、夕張市役所の担当部署宛てに送ります。郵送でも良いですし、電子メールに添付しても受け付けてくれます。
あとは、役所からの連絡が来るのを待つだけ。と思って気長に待っていましたが、1ヵ月近く経っても何の音沙汰も無し。
さすがに、焦った(?)私。市役所に電話をしたところ・・・
「登録票を受理した旨の連絡を申請者にはしていないのですよ」とのこと。
えっ😧 そうでしたか。
一応聞いてみたところ、無事に受理されていました。
なお、利用者登録票は、実際に利用する3日前までに提出とのことです。
ということは、郵送だと利用日の1週間くらい前までに投函する必要がありそうです。電子メールはすぐに届きますが、月曜日に利用する場合は、(土日は役所が休みなので) 前週の木曜日までに送ると安心かと思います。
【そして予約へ】
予約前に時刻表に目を通し、どのバスの乗車するかを決めておきます。
私は、②便の北広島市(北広島駅前付近)11:40発→本町(夕張市石炭博物館付近)13:10-頃着、帰りは④便の本町(夕張市石炭博物館付近)16:55発→北広島(北広島駅前付近)18:15頃着を予約しました。
※ 予約は市役所ではなく、時刻表などに記載されている番号に電話します。利用の前日16時まで。
※ 料金は、大人1人あたり
・ 夕張市~北広島市:1.000円(片道)
・ 夕張市~栗山町・長沼町 :600円(片道)
【いざ乗車】
デマンド交通市外線の札幌方面の始発は、北広島市となります。札幌から北広島まで移動しますが、快速エアポートを使えば、16分で行くことができます。11:40に北広島駅前付近からバスは出るので、それに合わせて11:04札幌発→11:20北広島着の列車に乗りました。
北広島駅は、橋上駅です。到着後、バス乗降場所を上から眺めてみました。
下りると、マイクロバスが…。
早速、乗車します。私が乗車したことで乗客が揃ったとのことで、予定より10分早く出発しました。乗客は、私を含めて3人です。
※ 路線パスと異なり、予約客次第で発車時間が前後します。また、予約客がいない乗降場所は止まらず、場合によっては道をショートカットしていました。
北広島市内を走行中。遠くにエスコンが見えますね。
運転手さんはサービス精神旺盛で、「これは○○ですよ」とか「○○が見えますよ」等と、車窓から見える景色を説明してくれました。
途中からの乗車ですが、長沼で0人、栗山で3人でした。結局、6人で夕張に向かうことになりました。
夕張市に入りました。この先にあるトンネルを抜けたら、鹿の谷地区です。
12:53に夕張市石炭博物館(付近)に到着。北広島からの所要時間(乗降場所での待ち時間を含む)は、1時間23分でした。
乗車してきたバスをお見送り。ありがとうございました。
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このデマンド交通市外線、思っていたより使い勝手が良かったです。
夕張市内の主だったところが乗降場所として設定されていることもあり、役所などの公共施設や観光スポット(例:石炭博物館、幸せの黄色いハンカチ広場)に行くのも困りません。
便数が少ないのと、夕張市内間のみの乗車は原則として出来ない(富野地区での乗降に限り市内間のみの利可能)ということはありますが、市内を走る夕鉄バスと組み合わせると、移動の幅がより広がるのではないでしょうか。
乗降場所で予約客を待っている間に運転手さんからお話を伺ったのですが、この路線は休日よりも通院などで利用する人の多い平日の方が混むとのこと。それでも、座れないということは、まずないとのことでした。(各便の定員は24人)
夕張市民が利用できないほど市外在住者が乗車するのであれば問題がありますが、今のところ、そのようなことはないようです。
このデマンド交通の本数などを維持するためにも、夕張に行く際は、利用してみてはいかがでしょう。
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【ちなみに帰りは…】
石炭博物館にバスが来たのは発車予定時刻から4分遅れの16:59。今度はワゴンタイプ(ハイエース)でした。既に3人(高校生)乗車しており、私を含めて4人で市外へ。北広島駅前に到着したのは18:05。途中、栗山駅前にしか停車しなかったこともあり、約1時間で着くことができました。
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