2026年5月31日日曜日

【「室蘭本線のルーツを巡る」散策ツアーに参加 ~ 日本遺産「炭鉄港」ガイド付きミニツアー】

2026年5月16日(土)、室蘭市にあるJR輪西駅で、日本遺産「炭鉄港」ガイド付きミニツアーが開催されました。主催は、室蘭観光協会と炭鉄港推進協議会(事務局・空知総合振興局)です。
・炭鉄港ポータルサイト | 炭鉄港ガイド付きミニツアー「炭鉄港 『室蘭本線のルーツを辿る』散策ツアー」を開催します

日本遺産、そして炭鉄港とは?
日本遺産(Japan Heritage)
地域の歴史的魅力や特色を通して、我が国の文化・伝統を語るストーリーのこと
文化庁が認定しています。「遺産」と名付けられていますが、「世界遺産」や「重要文化財」とは異なり、 地域に点在する複数の遺産を“ひとまとめ”にして、線ではなく面として捉えています。そして、それらを地域活性化や観光振興に活用することを目的としています。
炭鉄港
明治から昭和にかけて北海道の近代化を支えた空知の「炭」鉱、室蘭の「鉄」鋼、小樽の「港」湾、そしてこれらを結ぶ「鉄」道を舞台とした歴史や産業遺産群の総称のこと
日本遺産の一つです。

わかったような、わからないような…。そのような感じるを受けるかもしれませんね。
あのアインシュタインは、 「6歳の子どもに説明できなければ、あなた自身(私のことです)が完全に理解していない」、という名言を残されています。
私自身、よくわかっていないのかも・・・。

それでは、ミニツアーのスタートです。

<<<<<< はじめに >>>>>>
・ツアーマップ(裏面の画像を含む)のブログへの掲載は問題無いとのことなので、載せています。
・ガイドさんが説明された内容を補足する形で、自分で調べたことも付け加えています。
・間違い等がありましたら、ご指摘いただけますと幸いです。
<<< 以上、よろしくお願いいたします >>>

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開催日当日は、東室蘭駅で「JRヘルシーウォーキング」のイベントウォークも行われていました。私も参加。ウォーキング後に、輪西駅まで電車(737系)に乗って移動してきました。


この駅は、室蘭本線の支線(東室蘭~室蘭)にある駅です。電化区間ですが、時間帯によっては気動車(H100形)も走っています。

輪西駅の待合室で参加受付。
スタート前に、炭鉄港推進協議会の担当者からご挨拶があり、続いて本日ガイドを担当されるお二方のご挨拶と所属する団体の紹介、そしてツアーに関する説明がありました。
参加者は、総勢20余名。このうち、JRヘルシーウォーキングの参加者は5名くらい。地元紙「室蘭民報」の記者も同行されました。
※ 北海道ニュースリンク | 室蘭線散策、歴史たどる SLバックに記念撮影も 炭鉄港推進協がツアー【室蘭】(原記事は室蘭民報)

・こちらがコースマップとなります。全行程徒歩による2時間程度のツアーです。

(注) 
水色で塗りつぶされたところ:かつての海(現在は埋め立て地)
線:本日の散策ルート(輪西駅 → 母恋駅) 線:開通当時の室蘭線 
線:札幌本道 
・札幌本道とは
Wikipedia | 札幌本道

輪西駅を出て、一旦、室蘭駅方向へ向かいます。
「日本製鉄北日本製鉄所室蘭地区」の正門前で。
奥には、溶鉱炉が見えています。


手前右手には、錆びた鉄の柱があります。これは、「炭鉄港」の標柱です。
室蘭市内の炭鉄港の構成文化財の前には、この標柱が必ず設置されているとのことです。


ここでは、「恵比寿・大黒天像」ではなく、同じく炭鉄港の構成文化財である「工場景観と企業城下町」に関する説明がありました。

※ 「工場景観と企業城下町」の標柱は、潮見公園展望台に設置されています。

(昨年9月27日、炭鉄港ミニツアーに参加した時に撮影)

「工場景観と城下町」。どこ(どの会社)の、と書いてあるわけではなく、抽象的です。
室蘭は企業城下町ですが、輪西、御前水・母恋、(そして炭鉄港ではないのですが)本輪西と、それぞれの地区ごとにカラー(この場合は性質)の違う企業の城下町があるのです。
・輪西地区:日本製鉄(鉄)
・御前水そして母恋地区:日本製鋼所(鋼)
・本輪西地区:ENEOS(旧 日本石油)(石油)※現在は石油製品の製造を停止。
その企業城下町が複数集まっているのが、室蘭です。全国的にみても珍しく、面白いところでもあります。

日本遺産は、「もの」ではなく「ストーリー」を認定するものです。その意味で、この「工場景観と企業城下町」というのは、実に日本遺産らしい構成文化財といえるようです

輪西が面白い、とガイドさんが感じることについて説明がありました。
「一条」、「二条」、…(「十三条」まであります)という「条」の付いた縦軸と、「中通」と「社宅通」という2本の横軸の組み合わせで、輪西の人たちは、どこに何があるかを全て言い表せるそうです。
縦軸と横軸の組み合わせで、住所を表すところは、北海道内に多いですよね。札幌、旭川、帯広、等々。
ちなみに輪西は、屯田兵が入植(第二次入植)したところなのです。室蘭で第一次入植したのは、東室蘭駅北側の今の中島町とのことです。

ここで標柱や正門などの撮影タイム。タイミング良く(?)、列車が来ました。


ここでUターンし、輪西駅、そして母恋駅方向へ向かいます。

室蘭の最盛期には、都市銀行の北海道拓殖銀行(拓銀)が、市内に3店舗ありました。拓銀が経営破綻後、営業を北洋銀行に継承した際、輪西支店は廃止されました。現在は、(北洋銀行の)室蘭中央支店と中島町支店の計2店舗が残っています。
※ 室蘭で最も人口が多かったのは、1969(昭和44)年の7月。住民基本台帳では、183.605人とのこと。今年4月現在で72.568人なので、今より2.5倍も多かったのです。

輪西駅前に戻ってきました。
(画像は無いのですが)道路を挟んだ向かい側に「輪西駅前広場」があります。ここは戦争中、○○(聞き取れず)をどかした場所とのことです。なぜ、このようなことをしたのでしょう?
この広場は、室蘭市中央町の「小公園」や札幌市の「大通公園」と同じ考えで、防火線の役割を持たせるためでした。工場と商業地区・住宅街との間に(防火線を)設けることで、延焼を食い止めるためでした。

線路の向こう側に見えるのは、自動車専用道の「室蘭新道」です。この道と合流・分岐する斜めの道があります。「仲町ランプ(仲町出入口)」です。


日本製鉄所構内と御崎埠頭方面への道路にのみ接続しているトラックやトレーラー等の荷役運搬車両のための道路となっています。
・ランプ(ramp)とは:
本来、「斜路」とか「斜面」という意味です。本線と他の道(一般道や高速道)をつなぐ傾斜路のことです。
※「仲町ランプ」周辺を、地図で確認しました。

少々歩いてから、「室蘭新道」についての説明がありました。この道は、国道36号のバイパス道路で、北海道で最初の自動車専用道なのです。
説明された内容は、Wikipediaに書かれていることと同じ(ような感じ)でした。ご興味のある方は、読んでみてください。
・Wikipedia | 室蘭新道

国道36号と室蘭新道が交差する近くで。


この辺りに、最初の室蘭駅が。そして、“安全第一”と書かれた建物近くには、室蘭で最初の鉄鋼炉があったとのことです。
ちなみに、ここ一帯が輪西旧市街地でした。

大正初期の輪西旧市街地と製鉄所。
※ 配布された資料(マップ裏)より。


山と海に挟まれたところに工場と住宅が混在しています。
海の埋め立て、そして工場の拡張に伴い、住宅は移されたとのことです。
※ 昔と現在の地図を比較しながら見ることができる「今昔マップ」、ご存じですか? 例えば、1917年と現在とを比べてみると。
工場のあるところは、(干拓済みの場所を除いて)多くが海であったことがわかります。

貴重な写真を見せていただきました。


線路が海の上を通っています!

高輪ゲートウェイ駅周辺の再開発で築堤の石垣の一部が発見され、かつて鉄道が海上を走っていたことが、あらためて認識されました。それと同じでしょうか?

奥に見えるのは、「御崎町」の突き出たところです。現在ではわかりにくいですが、昔の写真を見ると、ここが岬(御崎)であったことが良くわかります。

しばらく進んでいくと、フェンスの向こうに小型の蒸気機関車が見えてきました。


S-205号機です。こんなところに。

近くで見ることができれば。・・・と思っていたところ、保存されている (株)テツゲン室蘭支店の構内に入れることに。(入る直前まで知らされていませんでした)
※ 構内は、SLとその案内板以外は、撮影不可でした。

間近で撮影します。鉄道マニアとおぼしき方、大喜びでした。




日本製鉄輪西製鉄所(後の新日本製鐵室蘭製鉄所)や鐵原(後にテツゲンに改称)の室蘭コークス工場の専用線で、1982(昭和57)年まで実際に走っていたものです。
もう一台、「S-304」号機が走っていましたが、現在は三笠鉄道村で動態保存されており、嬉しいことに運転体験ができるようです。
・三笠鉄道村 | SL機関士体験

こちらは、水を石炭を機関車本体に積載するタンク車です。横の箱のようなものに石炭を入れていたとのことです。

現在は埋め立てられて姿を消しましたが、かつて、この先には「蛇島」がありました。


最初の室蘭線の終着点があったところです。石炭の積み出しのため、沖にあった島まで桟橋が整備されたとのこと。(島に、実際に蛇がいたかどうかは不明)

「御崎駅」に着きました。ここで休憩です。
ほどなくして、東室蘭行きの列車が入線。出発後、駅名標とのツーショットを狙ったのですが…。


シャッターを押すのが、ちょっと遅かったようです。

休憩を終え、出発します。
御崎駅の向かいには、一見すると普通の家があります。


この家、実はテレビ朝日系の『ナニコレ珍百景』で、MV珍を獲得したのです。
[珍百景No.115] 岸壁の中にある家
・テレビ朝日 | ナニコレ珍百景

防空壕の横に建てられていたのが、道路拡幅のため削られてしまい、家を横に広げることに。その結果、防空壕は隠れてしまい、その防空壕に扉を付けて物置として使っていたとのことです。

「室蘭新道」御崎出入口(御崎ランプ付近)で。
※ マップでは、「御傘山神社」と書かれた左横の標高を示す「.14」から左に向かう道のところです。


「日本製鋼所室蘭製作所」の工場を見ることができます。

手前にかかる橋の上から。


線路の左側(東側)が、高さ15~20mの崖となっています。もともと右側(西側)に向かって緩やかに低くなっていたところを、製鉄所を建設するにあたり、相当の発破をかけて平らにならしたとのこと。その名残が、この崖となっています。

先ほど紹介した「今昔マップ」を見たところ、1896年時点では、緩やかであったことが確認できます。

右手から室蘭新道が下りてきますが、(この区間は)以前にあった貨物線の上に造られたそうです。
北海道の一大石炭産地である空知地方から、60両くらいの石炭を積んだ貨車(セキ車)が東室蘭に到着。それから切り離し、少しずつこちらに送り込んだとのことです。

国道36号線から一旦左に折れ「御傘山神社」を目指すのですが、曲がった角にあるのが「菓子工房モンパリ」さん。
母恋で創業し、平成24年、こちらへ移転。名物は「げんこつパイ」。パイ生地の中にクリームが入っている普通のパイと違い、スポンジ(ケーキ)が少し入っていて、工場労働者のお腹にたまる室蘭らしいお菓子とのことです。(食べてみたいですね)
ちなみに、ソフトクリームを買いに来る客も多いとか。
実は、私もその一人でした。
昨年(2025年)ですが、JRヘルシーウォーキングに参加した時には、こちらでソフトクリームをいただきました。

(2025.9.27撮影)

御傘山神社」前で。


こちらは、「日本製鋼所」の神社となります。
日本製鋼所のお祭りが毎年8月の初めにあり、その時は、製鋼所の若い人たちが、応援で出店などを手伝われるそうです。

北海道神社庁のホームページに、由来などが載っています。
・北海道神社庁 | 北海道の神社「御傘山神社」

モンパリさんから、こちらの神社に上がってきた道。そして、この先も続いていくのが、かつての「札幌本道」でした。

明治天皇は、1881(明治14)年の9月4日から9月5日にかけて、「北海道巡幸」の一環として、室蘭を訪問されました。
白老から札幌本道を使って室蘭に入られ、「潮見公園」と「母恋」で休憩され、現在の海岸町にあった「山中旅館」でお泊りになられたとのことです。

昨年(2025年)、東室蘭で開催されたJRヘルシーウォーキングでは、天皇陛下が通られた「札幌本道」(現 観光道路)を、母恋側から潮見公園へと歩きました。山道とはいえ、主に山肌に沿ったルートということもあり、うまく高低差を抑えられているという印象を持ちました。

(上から下へ:母恋側、中間部分、潮見公園側)

それにしても、こんな山の中に道を通さなくても良かったとも思うのですが、これには3つの理由があるようです。
①室蘭は険しい海岸線が多く。当時の技術では、海岸沿いに道路を通すことが非常に困難だったため。
②札幌本道は、日本初の本格的な馬車道として設計されました。、そのため、馬車がスムーズに通行できるよう、傾斜が緩やかである必要があったため。
③当時の室蘭側の出入口は、現在の室蘭駅付近です。室蘭から札幌方面へ、最短距離で効率よく結ぶため。
※ 室蘭の対岸(現在の森町)からは、陸路ではなく船で来たのです。
 
当時は、大変な思いをして道路を開削したことが容易に想像できます。先人のご苦労に、頭が下がります。

ミニツアーも、終わり近くとなりました。
工場の遠景を眺めながら、国道36号に戻ります。

大正初期の御前水住宅と日本製鋼所。
※ 配布された資料(マップ裏)より。


道路の向かい側から、こちらに向かって手を振っている人が数名。納豆の製造・販売を手掛けている内藤食品工業のスタッフさんでした。ガイドさんのお知り合いのようです。
ここで作られている納豆は、全国納豆鑑評会で最優秀賞や優秀賞の受賞実績があります。
会社名すら存じ上げなかった私。納品先に、イオン北海道やアークス等があるので、札幌に帰ったら探してみましょう。
(炭鉄港ツアーが、納豆情報を入手できるキッカケになるとは、思いもしませんでした)

「炭鉄港」の構成文化財である「旧火力発電所(日本製鋼所)」を遠くに見ることができたのですが、撮影失敗しました。

こちら、変わった名前のバス停です。


ラッパ森」。札幌新道を造る際、頭(かしら・今でいうリーダーや責任者)が、ラッパを吹いて作業を指揮していたことから付けられた、といわれているそうです。他、クマ除けにラッパを吹いたとか、諸説あります。
※ 『広報むろらん』2011年11月号に、ラッパ森に関しての記述があることが、あるホームページに書かれていました。機会があれば、目を通してみたいと思っています。

そうこうしているうちに、「日本製鋼所室蘭製作所」が近くに見えてきました。


そして、今回のミニツアーの終着点、「母恋駅」に着きました。


スタート地点の輪西駅でも説明を受けたのですが、画像を撮らなかったこともあり、こちら母恋駅で。


ホームの先で盛土しています。これからホームを造るのではなく、以前ホームだったところなのです。
輪西駅や母恋駅など室蘭本線の支線に入線する列車は、過去に10両編成もあったとのこと。今後は、ここまで長い編成は入線しないということで、ホーム長を短くしたのでした。(現在は、長くても6両編成です)
室蘭の鉄道の推移、ホームを見てもわかりますね。

さて、約4kmのコースを、2時間少々かけて歩き、楽しみながら学べたツアーの終了です。
〆の挨拶がガイドさんからあり、その後はアンケートに記入し解散です。(アンケートは、QRコードから読み取り、あとからスマホで回答可能です)

今回も、内容満載のツアーでした。
開業当時の室蘭線が海上を通っていたり、沖合の島まで桟橋を設けて(そこから)船に石炭を積んでいた等、「室蘭本線のルーツ」を知ることができたのは、大きな収穫でした。また、鉄道に偏らず、「炭」、「鉄」、「港」を相互に関連付けて、バランス良く説明されていたのも、室蘭ならではと感じた次第です。
次回(来年?)も実施されのであれば、ぜひ参加したいと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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ここからはオマケです。

札幌に帰るために乗車する列車の発車時刻までは、1時間以上あります。
室蘭駅まで移動。そこで、遅い昼食(早い夕食)にすることにしました。

向かった先は、駅から徒歩5分のところにある「天勝」さん。
早じまいすることもありますが、今日は開いていました。(良かったぁ)

まずは、こちらを!


本日は、炭鉄港ツアーで4km歩いたのとは別に、午前中JRヘルシーウォーキングで7km(ショートコース)歩きました。トータル11km。十分に歩いた、と自己満足。乾杯!!

そして、天丼です。


こちらでは、蓋をした状態で提供されます。
そんなことをすると、サクサク感が失われるのでは?
天勝さんの天丼は、これでいいんです。
揚げた天ぷらをタレにくぐらせてご飯の上にのせる、しっとりタイプなのですから。

丼の中がわかっているのに、蓋を取る時にはワクワクしてしまう。そんな私、中身は “お子ちゃま” なのかもしれません。


うまそう。もちろん、見た目だけでなく、味も良し。

先に書きましたが、しっとり系です。
これが好みでないという方も、おられるかと思います。でも、一度は味わっていただきたい、室蘭の天丼なのです。

2026年5月27日水曜日

【初めて鹿児島ラーメンを食べたのは、札幌で ~〈札幌ラーメンショー2026〉】

※ 2026.5.28更新。追記しました。

ラーメン、お好きですか?
ラーメンといっても、醤油や味噌・塩などの味、スープのベースは豚や鶏・野菜など、麺は太めか細め、そして縮れているかいないか、等々、違いが多いです、一括り(ひとくくり)にできないほど多種多様なスタイルがあります。
皆様お住まいの地域にも様々なラーメン店やラーメンを提供する食堂があり、自分に合った店がきっとあるのではないでしょうか?

たまには、いつもと違ったラーメンを食べてみたい! それも全国の!!
そのようなことを叶えてくれる夢のようなイベントが、現在、札幌で開催されています。それは、『札幌ラーメンショー2026』です。

会場は、札幌市内の中心部「大通公園」です。会期は13日間。第1幕と第2幕、それぞれ10店舗、合わせて20店舗のラーメン店が、全国から集結するのです。
・札幌ラーメンショー2026

北海道新聞では、動画付きで紹介しています。〔追記分〕
・北海道新聞 | 名店の味にうなる 札幌ラーメンショー、大通公園で開幕

私、歳とともにラーメンを食べる頻度が減りましたが、今でもラーメンは好きです。でも、好みは、どちらかというと “こってり → あっさり”に変わりました😅
とはいえ、冬の寒い日などは、こってりが食べたくなるんですよね。

当初は、ラーメンショーに行く予定はなかったのですが、近く(といっても会場から1km近く離れています)に用事があり、それが済んだのは12時45分頃。昼時だし、せっかくだから。ということで、第1幕に行ってきました。
※ 第1幕は終了しており、現在は第2幕開催中です。

会場に着いたのは、13時を少々回った頃。平日だからか、たまたまなのか、混んでいません。


1店舗だけ、列が長くなっています。

まずは、チケットを購入します。1枚1.000円です。最初から2杯(あるいはそれ以上)食べると決めている場合は、チケットを複数枚購入しておいた方が、よろしいでしょう。

ラーメンは、チケットと引き換えに受け取ります。追加の有料トッピングは、チケットを渡す時に現金で支払います。
※ 土日など混雑が予想される場合は、前売りチケット購入をオススメします。代金は、当日売りと同じく1.000円(1枚)で、セブンチケットで購入可能です。
・セブンチケット | 札幌ラーメンショー2026

チケットをゲットしたら、もうこちらのもの。
10店舗から選ぶのですが、ここで葛藤が起きるのです。特に、1杯しか食べない場合は…。
列が出来ているところは人気があるようなので、そこに並ぼうか。とか、並んでいる人は少ないけど、気になるラーメンだから、そこにするか。など。

お店について事前に調べることをしなかったので、ほぼ先入観なし。直感で決めましょう。
私が選んだのは、鹿児島ラーメン。指宿の「麺屋二郎」さん。


“あっさり”豚骨。これが決め手となりました。

チケットを渡す前、「トッピングはどうですか?」と、スタッフから声がけが。
そうだなぁ。あっ、ネギがある。ネギ増し(150円)を、お願いしました。
手元に残ったのは、領収書。


さあ、どのようなラーメンと対面(?)できるのでしょう。ワクワクしながら、しばし待ちます。

ラーメンが出来上がりました。


うまそう! 
海苔には店名が。

受け取った後は、大型テント内のテーブル席に座って食べるか、立ち食いスペース(こちらは屋根がない)で食べるかになります。
私は、立って食べることにしました。

最初にスープを一口いただきます。おっ、ほんとあっさり。豚骨らしさ、全然感じません。優しい味ですねぇ。

どれどれ、麺は…。うん? 


鹿児島といえば九州。九州の豚骨ラーメンといえば博多。博多といえば細いストレート麺。こんな単純な連想しかできない自分には、ちょっと驚きの麺でした。
ストレートだけど太め、モチモチとした食感、そして柔らかめ。
これが鹿児島、指宿のラーメンなんですね。

麺には少々戸惑い(なにしろ初めてだったので)があったものの、あっさり豚骨ラーメンを美味しくいただきました。
このような機会でもないと、鹿児島のラーメンを食べることはなかったでしょう。指宿の味、ごちそうさまでした。


・麺屋二郎

知人から、「行ったよ!」という声とともに画像が送られてきました。〔追記分〕

(左)「中華そばムタヒロ」さん(追加ねぎトッピング)/(右)「せたが屋」さん

食べた感想も言っていましたが・・・可能であればご自分の舌でお確かめを。
ちなみに、「かもめ食堂」さんが一番の行列とのことでした。

第2幕は、5月31日まで行われています。
ここ数日の間に札幌に来られることがありましたら、ラーメンショーで全国のラーメンを味わってみてはいかがでしょう。

2026年5月24日日曜日

【2026年JRヘルシーウォーキング参加記 ~〈苗穂駅 → 白石駅〉】

※ 2026.5.29更新。追記しました。

苗穂駅では、先日(5月9日)イベントウォークが開催されました。
今回は、開催期間中、自分の好きな日に参加できる「いつでもウォーク」です。苗穂駅をスタートし、ゴールは白石駅となります。

この駅では、毎回のように自由通路(南北連絡通路)からJR苗穂工場・苗穂運転所を眺めています。そして今回も。


撮影時間は、11時少々前です。車両が並んでいます。左から、キハ283系、キハ283系、そしてキハ201系です。
かつては当たり前のように目にしたキハ40形ですが、今年3月で定期運用を終了。現在、こちらで見かけることは、極めて少なくなっています。
時代の移り変わりを、ここでも感じてしまいます。

1階に下りる時、殆どの方はエスカレーターを使うと思います。ここはひとつ、階段で下りてみませんか?


何か違和感があるのです。見た目もそうですが、普通の階段と違うな、と。


一段の高さ(蹴上げ)が低く、階段全体の傾斜が緩やかとなっています。そのため、下りでは感じにくいのですが、上りの時は、まるで平坦な道を歩いているかのようなのです。これなら、自転車を押して上がる人にも優しいですよね。
苗穂駅に行く機会がありましたら、一回は階段を使ってみてください。

駅北口を出ます。さあ、歩いていきましょう。


・コースマップは、以下リンク先をご覧ください。(別タブで開きます)
https://www.jrhokkaido.co.jp/travel/walking/pdf/itsu2026_25.pdf

駅前の通りを突き当りまで進み、右に曲がります。


正面は、大型商業施設のアリオ札幌。その左側(西側)には、サッポロビール園があります。周辺は、マンションや病院も出来、昔の面影は消えつつあります。
私、○○年前から苗穂を知っているのですが、以前は札幌駅の隣の駅周辺とは思えないくら田舎っぽかったんですよ。(こんなことを言うと、怒られそうですね)

苗穂工場を右に見ながら進み、


苗穂さんかく広場を通り、


子どもたちが絵に込めた鉄道への想いを感じながら、歩いていきます。


そして、この先のスーパーアークスの手前を右折。しばらく歩くと、苗穂運転所の裏手が見えてきます。


車両の説明は・・・要らないですよね。

こちらは、福山醸造の直売所です。


1891(明治24)年創業。ここ苗穂では醤油を、そして味噌は旭川で造っています。
ここの醤油ソフトクリームは美味しかったのですが、今はありません。再販の予定もないそうです。残念。

レンガ造りの建物は、今でも使われているのです。


普遍性を表し、いつまでもおいしさを追求するという志を込めた信頼の印「トモエ」をブランド名に冠しています。(同社のホームページより)

近くには、雪印メグミルク「酪農と乳の歴史館」があります。


1階のPR室のみ、予約不要で見学可能となっています。
小学生の頃、学校で工場見学に行きました。見学後には、アイスクリームをいただきました。

ここから少々歩くと右手に見える建物。札幌でバンド活動をしている人には、知られているかもしれません。


「スタジオ・カディス」です。スタジオ数は15で、札幌最大級とのことです。
ここで練習し、メジャーデビュー。そして、世界に羽ばたいていくミュージシャンが出てくれると嬉しいですね。

突き当りのJR線と並行する道まで進んでいきます。(そして左折)


この辺りは、かつて国鉄時代に貨物線が通っていました。それに沿って地割りされたのか、建物の向きが他と少々異なるのを見ることができます。

「今昔マップ」というのを、ご存じでしょうか? 全国59地域について明治期以降の新旧の地形図を切り替えながら表示できるというマップです。
・今昔マップ on the web 時系列地形図閲覧サイト

ちなみに、ここ一帯の新旧地図を比較すると(苗穂町三丁目周辺)。
古い地図の年代は、データセット選択で変更可能です。

線路(函館本線・千歳線)に沿った道を東方向に進んでいきます。


列車が来れば、と思ったのですが…。こういう時に限って、来ないものですね。

この先の信号のあるT字路交差点を超えると、「そば辰」苗穂店があります。


“セットもの”が、ボリュームもありお得です。

昨年(2025年)10月にいただいた時、写真を撮っていました。狸おろしそば。


道は、国道275号線と合流します。すぐに見えてくるのは、オレンジ色が目立つ建物です。


中華食堂サウスヴィラ(南苑)です。
札幌の唐揚げ好きで、名前を聞いたことがある、行ったことがあるという人は多いように思います。唐揚げ、でかいですよ。

◇◇◇◇◇ 2026.5.29追記 ◇◇◇◇◇
唐揚げ(からあげ)をテイクアウトしました。


1個あたりの大きさですが、10×8、厚さは 4(各cm)といったところでしょうか。


10年以上ぶりに伺ったのですが、ちょっと小さくなったような・・・。(記憶あやふやです) それでも、十分大きいですね。
タレが付いています。お好みで。

価格は、1個350円。2個からテイクアウトできると思いましたが。確認をお願いします。(他に、ミニからあげもあります) お店でいただく場合は、食べきれなかった分を持ち帰ることができるので、その場合は1個でも可能でしょう。
◇◇◇◇◇ 追記ここまで ◇◇◇◇◇

食事店が続きましたが、今度は・・・。


中心部から離れたこんなところに、愛媛県観光協会のチャレンジショップがあるのです。その名も「みきゃんパーク札幌」。
愛媛県の特産品であるみかん、いっぱいあります。。そして、蛇口から提供される“みかんジュース”や、みかんおにぎり(確か土日限定)も。

札幌にいながら、愛媛のおいしいものに出会えるこのショップ。みかん好きの方も、そうでない方も、訪れてみてはいかがでしょう。
・みきゃんパーク札幌

国道275号線から逸れて、三角点通に入ります。


正式な道路認定名は「苗穂三角街道線」です。
「三角」の名称は、昭和初期、モエレ沼南部に、篠路、丘珠、雁来の測量のための基準となる三角点が設置されたことに由来しているそうです。(札幌市東区民ホームページより引用)
・札幌市東区民ホームページ\ | 札苗再発見その1「メインストリートの名前はどれが本当?」
※ 現在の三角点(二等三角点)は、2006(平成18)年11月に、約1km西方のモエレ山山頂に移されました。

イオンモール札幌苗穂が見えてきました。


その手前にあるのは、ラーメンさんぱち東苗穂店です。
かつての勢いはありません、店舗の閉店も多いようですし、ホームページも閉鎖されたままです。それでも、市内には10数店舗、そして沖縄にもあるようです。

そして、今回JRヘルシーウォーキングとのコラボ企画となった「イオンモールウォーキング」をするために、イオンに入ろうと思います。
実は入る前に、怠け者の自分が出てきました。「こちらは買い物で中を歩いているので、今日はパスしてもいいよね」、と。でも、せっかくなので、歩くことにしました。

中で写真を撮って良いか分からなかったのですが、人通りの少ない時にパシャ。


あとは、4つあるチェックポイントのみ撮ることにしました。(歩いた証拠写真?)


ABC-MART前に「3」がある筈なのですが、見当たりません。タイルカーペットの上に貼られていると思うのですが…。剝がれたか? それとも剝がしたのか??

モール内を歩いての感想です。
空調が程よく効いており、外の暑さから解放されて気持ち良く歩けました。普段行くことが多いので目新しさは感じませんでしたが、休憩スペースや自販機・飲食店が充実しているのはありがたいと、あらためて思いましたよ。
銀だこで、たこ焼きを食べようか思ったのですが止めました。(後から考えると、正解でした)

外に出て、再び三角点通を北に向けて進みます。
左手に、北海道中央バスの東営業所が見えます。


交差点の角には、自動車整備工場があります。


会社名の「美住」に💡ときた方は、長年この地域にお住まいか、あるいは相当の東区マニアかと。
この辺りは、札幌刑務所の東側に位置しており、通称「美住町」と呼ばれていました。「三角(さんかく)→みすみ→美住」と、地元町内会が“みすみ”に、良い漢字を当てたとのこと。バス停も、東営業所ができる前は「刑務所裏」だったそうですが、それではイメージが。ということで「美住町」に。そして後に「東営業所」に改称されました。以前は、「美住北」とか「美住通」というバス亭もありましたが、今はありません。
歴史を感じさせてくれる「美住」の名前。会社名として残っているのです。

※ イメージがよろしくないということで、名称変更された駅が札幌市内にあります。地下鉄南北線の「南平岸駅」です。1994(平成6)年に「霊園前駅」から改称されました。

この会社の斜向かいのマンション1階には、「吉山商店」本店があります。


焙煎ごまみそらーめんが美味しい人気店です。
うーん、今回はいつもよりお店の紹介が多いような??

宮の森・北24条通りに入り、豊平川に架かる一番新しい橋「北24条桜大橋」を渡ります。


2023(令和5)年8月4日の開通でした。
この橋のおかげで、自宅から特に岩見沢・旭川方向の高速道路へのアクセスが良くなりました。歩くのは、今回が初めてです。

橋の上からの眺めが素晴らしいです。
藻岩山や、


遠く恵庭岳も、


そして、大和ハウス プレミストドーム(札幌ドーム)も、はっきり見えますね。


渡り終えた白石区側(今までは東区でした)は、豊平川桜の杜となっています。
歩いた時期は、5月上旬。桜は、もう終わりですね。


でも、シバザクラが咲いています。近くまで行ってみましょう。


あと少し、という感じでしょうか。桜とシバザクラとの共演、見てみたいです。

南7条・米里通との交差点角にあるガソリンスタンドで。


レギュラーガソリン、安くないですか?
ここから旭川方面への高速入口まで、距離は僅か。高速に乗る前の給油、ここが良いですね。

ここの交差点を直進するのですが、信号待ちや渡る時に、ちょっと左側の奥を見てください。(車には十分お気をつけて)


ラーメンの幟もありますが、注目してほしいのは「港町市場」の方です。こちら、増毛町の遠藤水産の札幌店でした。「でした」というのは、今年2026年の3月に閉店したからなのです。
甘エビの唐揚げ、うまかったのになぁ。残念です。

そういえば、5月30日と31日、増毛町で「増毛春の味まつり」が開催されます。ドライブ先に増毛町、いかがですか?
・増毛町 | 増毛春の味まつり2026 デジタルリーフ&マップ

このパンダ、当ブログの記事内で取り上げたことがあるので、ご存じの方もおられるかと思います。


冬季間、横断歩道などの滑りやすいところに撒く砂が入った袋を、お腹に入れておくのです。夏の間は使わないので撤去されると思うのですが、このパンダは年中ここにいるのでしょうか??

望月寒川に架かる米里十二号橋を渡り、右に曲がります。


しばらく直進し、ここからサイクリングロードに入ります。


以前のコース(白石駅開催)で、反対側からこちらに向けて歩いたことがありました。その時は、ごく普通の道と思っていたのですが・・・。


ヤエザクラが咲いています。


良い道ですねぇ。以前歩いたことがあっても、時期が異なると、印象は変わりますね。
来年以降、ここがコースに含まれるのであれば、再び春先に歩きたいです。

サイクリングロードを抜けると、正面には赤い建物が。


お店の名前は知らなかったのですが、存在は以前から知っていました。(なにしろ赤が目立つので)

時間は14時近く。ゴールの白石駅までは、あと1km少々です。ここで昼ごはんを食べていきましょう。
お店に入ろうとしたら、彼が出迎えてくれました。


へぇー、来たんだ。あれっ? テレビ見たかも。
テーブルに案内された後、タブレットで五目あんかけ焼きそば(麺は揚げたタイプ)を注文。
テーブルを、よく見ると…。


中華粥が無料! 杏仁豆腐もおすすめ!

それでは、中華粥をいただきます。


優しい味。そして、おいしい。
これをメインで、おかず的なものを注文していただくのもいいかな、と思いました。

そして、五目あんかけ焼きそばが来ました。
   ↓
   ↓
   ↓
👀が・(点)に。


皿の直径は30cm、餡をのせた麺の高さは10cmくらい。やってしまったか??
中華料理といえば、大皿で提供されることが多い。このことを、忘れていました。

スタッフに、食べきれない時は持ち帰りできますか? とお聞きしたところ、パック代などは有料ですが大丈夫とのこと。ふー、これでひと安心。

食べましょう。
普段食べているあんかけ焼きそばと違います。これが本場の味ですか? 美味しいですね。中華粥、一杯にしておいて良かった。(そして、イオンで、たこ焼きを食べなくて大正解でした)
食べ進めていくうちに、そろそろお腹が…。ここで止めておきましょう。


残りは、自分でパックに詰めて持ち帰り。自宅でいただくことにします。


退店し、ゴール目指して歩き始めます。
腹はきついけど、もたれる感じはしないです。歩くのにも支障ありませんが、頭が少々回っていないような気がしないでもありません。(食べ過ぎのせいかと)

北洋銀行のところを左折し、北郷13条通へ。そして、ここを曲がると、白石駅はもうすぐです。


無事にゴールできました。

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今回は、コース中間の「北24条桜大橋」を除いたすべての道が、歩いたり、あるいは車で通ったことがありました。知っているつもりでしたが、あらためて歩くと新たな発見もあり、楽しいウォーキングとなりました。

最後になりましたが、今回の記事と関連した過去記事を紹介します。あわせてお読みいただけたら幸いです。

①増毛町をサイクリングし、蕎麦を食べました。
・過去記事:【そうだ、増毛に行こう!】
・過去記事:【増毛町で蕎麦~cafè de SOBA 凛 】

②パンダ型の砂箱、新札幌駅にもあります。こちらは冬季限定です。
・過去記事:【2025年JRヘルシーウォーキング参加記〈新札幌駅〉~ 平岡公園のウメが見事でした】