2024年6月7日金曜日

【2024年JRヘルシーウォーキング参加記〈桑園駅〉①】

今回は、桑園駅をスタート・ゴールとするイベントウォークです。桑園駅は札幌駅の隣り、小樽寄りの駅です。駅前には、大型ショッピングモールのイオン、市立病院、メディカルビル、飲食店などがあります。マンションも多いです。

今春のダイヤ改正で、桑園駅に快速列車も停まるようになりました。札幌駅までは一駅。小樽や新千歳へも、乗り換えなしで移動可能。ますます利便性が高くなった街といえるでしょう。

桑園駅は今年で開業100周年を迎えます。そして、今回はJRA札幌競馬場とのコラボ企画で、競馬場内の一部を歩くことができます。いろいろと楽しむことのできるウォーキングになりそうです。

桑園駅の東口と西口を結ぶ通路に、100周年を盛り上げる飾り付けがされていました。


受付でウォーキングマップを受け取ります。クーポンが付いていました。かに汁一杯サービス!  もちろん、食事をされた方が対象。久しく食べて(飲んで)いないなぁ。

クーポン使ったの? という声が聞こえたような…。結局、このお店での食事はなし。使いませんでした。そして、クーポンの下には、粗品進呈券が隠れていました(画像なし)。お菓子・乳製品以外を1,000円以上お買い上げで、粗品進呈とのことでしたが、こちらも利用せず。

ウォーキングマップはコチラです。(別ウインドウで開きます)

さあ、スタートしましょう。こちらは、桑園駅の南側です。

駅を出て左折し、次の信号を右折。南方向に向けて歩いていきます。

ここは、ミニ大通。東西約1kmの歩行者専用道路です。大通公園とは別の場所にあります。車道に挟まれてはいますが、車の往来は少ないので、静かな感じを受けます。

北2条通を右折。

この辺りは、美術館や知事公館があり、緑の多いところです

まずは、三岸好太郎美術館。三岸さんは、札幌生まれの洋画家です。札幌一中(現札幌南高)を卒業後、画家を目指し上京されたそうです。

隣接して知事公館があります。柵の外から敷地を撮りました。ここ(公開区域)には、私たちも入ることが可能です。

広い敷地には、三井財閥が昭和11(1936)年に迎賓館として建てた洋館(旧三井クラブ、現知事公館)、そして、彫刻、彫像、碑が点在しています。

画像にはありませんが、凹みがあります。それは約1000年前、擦文時代の竪穴式住居跡なのです。かつて、ここには「メム」(アイヌ語で、泉が湧き出るところ)があり、そこから川となっていました。鮭などが遡上しており、擦文時代の人はそれを捕って生活していたのでしょうか? 今も小川が流れていますが、これは人工のものです。

道路を挟んで西側にあるのは、北海道立美術館。入館したことはありません。一度は…。

知事公館と道立美術館の間の道は、美術館通り。愛称? 通称かな?? このネームプレートですが、排水溝のフタ(?)と一体化していました。前を向いて歩いていたら、気づかなかったかも。

道立美術館のところを右折し、北1条通を西に進むのはショートコース。私は、ここを横断しそのまま直進する基本コースを進みます。

先ほどの通りか5分と歩かないうちに、(南)大通に出ます。大通公園は、1ブロック(130mくらい)東で既に終わっており、ここは道路のみ。右折し、ここを真っ直ぐ円山に向けて進んでいきます。

古本屋がありました。「並樹書店」さん。立ち寄ります。軒先に並べてあった一冊100円の単行本を購入。以前のオーナーがマーカーで線を引いてあるころに付箋が貼られており、「線が引いてあるけど、いい(問題ない)ですか?」と聞かれました。誠実そうな店主さんです。また来ようかなぁ。

ここの建物、そして交差点の角にある歩道の広さ、変な感じがしませんか? 道路が碁盤の目になっているので、建物もそれに合わせて四角形(に近い)にするのが普通だと思うのですが…。

・画像1


・画像2

その理由ですが、昔、市電の線路があり、ここをカーブして、進行方向を90°変えていた場所なのです。三角形なのは、その名残。当時そして今も 地割が関係しているのでしょう。

・画像1:「手前(南側)~左側(西側)」間に、線路がありました。後に、南側から真っ直ぐ北側に伸びる線路も敷設され、ここが分岐点となりました。

・画像2:「右側(南側)~手前(西側」間に線路が。後に、右側から左側(南側から北側)に伸びる線路も敷設。

※画像1の奥側(道路を挟んで北側)も、交差点角の歩道が広くなっています。そこにも線路がありました。(西方向←→北方向)

さらに歩いていくと・・・。なんだ、このビルは! リボンが付いている!! 調べてみたところ、「この場所で体験したことが 最高のプレゼントになりますように.」というコンセプトを掲げるレンタルスペースでした。どうりでリボンが付いているわけです。1階にはカレー屋さんが入っています。

大通を左折し、100m少々歩くと南1条通にぶつかります。今度は右折。この道の一部区間は、裏参道と呼ばれています。ちなみに、表参道に当たるのは北一条通(の一部区間)で、後ほど歩くことになります。(ここに来るまでの間、北1条通は横断しましたね)

ここの交差点のところにある教会は、ブライダル専門のようです。このような教会は、ここ円山地区に集中しています。場所柄でしょうか? この地区のイメージ、良いですからね~。

ここからは円山公園です。たくさんの野鳥やエゾリスを見ることができる自然豊かな公園となっています。上の画像では教会の裏手に、下の画像では木と木の間から、円山(標高226m)の山腹(山の中腹)が見えています。この山そのものが、天然記念物に指定されています。

ゆるやかな坂を上っていきます。ここが傾斜地となっているのは、円山の西側を流れている円山川が運んだ土砂が、山から平坦地になったところで堆積し、作られたものなのです。小さな扇状地となっています。(ここ一帯の扇状地は、この先にある琴似川も関係しています)

島義勇の碑がありました。島義勇公は、初代の開拓判官。北海道の開拓に先立ち、札幌の礎を築かれました。札幌市役所の1階ロビーには、彼の銅像も建立されています。


この後も、円山公園を歩いていきます。

〈続きます〉


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