今から5年前の2019年、大沼公園駅がスタート・ゴールのJRヘルシーウォーキング「イベントウォーク」が開催されました。その時に撮影した画像と当時の記憶をもとに、大沼公園ウォークを振り返ってみます。
10月27日の9:00過ぎ、大沼公園駅到着です。札幌から乗ってきた列車を、ホームでお見送り。特急「スーパー北斗」、キハ281系です。
※ 「スーパー北斗」は、2020年3月のダイヤ改正で「北斗」に改称されました。
・コースマップはコチラです。(新しいウインドウで開きます) コースは、2024年開催の 「いつでもウォーク」と同じです。
・「イベントウォーク」と「いつでもウォーク」の違いなどは → JRヘルシーウォーキング「参加方法」
大沼を右に見ながら歩いていきます。
10月下旬(あと数日で11月)ということもあり、紅葉シーズンも終わりかけ。
こちらは、まだ大丈夫でした。
きれいですね。
今では廃駅となりましたが、流山温泉駅のホームと駅名標です。
この駅は、新たに開発された「流山温泉」というリゾート施設へのアクセス駅として開業しました。しかし、流山温泉が2015年2月で営業を終了したことにより、同駅の利用客は減少。開業から20年後の2022(令和4)年3月に廃止となりました。
駅開業前の2001(平成13)年11月から2013(平成25)年6月まで、ホームに沿う形で新幹線200系が静態保存されていました。
・参考リンク:Wikipedia「流山温泉駅」
大沼を半周したあたりで、駒ヶ岳が良く見えるようになりました。駅舎横には、顕彰碑がありました。
ここで何をするかと言うと⋯。1つ目は鉄道関連。特急列車で仁山駅を通過する際、外の光景を見て、1回は訪れてみたいと思っていたのです。
に山駅は、鉄道が苦手とする勾配上に位置しています。
昔はスイッチバックの駅(停車場)でした。その後、構内が改良されました。
駅から函館方向を見ると。
左側線路の奥が低くなっています。函館からは、貨物列車を除く特急や普通列車がこちらに上がってきます。逆に函館に向かう列車は、すべてここを下っていきます。(単線なので上りも下りも同じ線路を通るのです)
右側奥に伸びるナゾの線路がありますね。見たかったのは、これでした。
線路と並行して道路があるので、近くまで行ってみます。
手前2本と奥の1本に分かれています。奥は、列車を通常走行させる「本線」。では、手前は・・・「加速線」なのです。
蒸気機関車が客車や貨車を引いていた時代、函館方面から来た列車は、勾配が急で一気に上がれなかったのです。そこで、この駅(停車場)で停車後、バックして加速線に入り、勢いをつけて大沼・長万部方面に上がっていったのでした。
この貴重ともいえる加速線は、現在では使われていません。保線用車両が置かれることはあるようです。
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さて、目的の2つ目は、駅前にあるニヤマ温泉「あじさいの湯」でした。
中に入るものの、受付には誰もいません。営業しているのかどうかも?? 常連とおぼしき人が来店。「(人がいない時は)受付に入浴料を置いて入ればいいよ」、と。私も同じようにしました。(現在は、この方法が通用するかは分かりませんので、どうかご注意を)
更衣室に居た時に、係りの人が来たので、入浴料を払った(置いた)ことを申告。これで安心です。無銭入浴の疑いをかけられずに済みました。そして、ゆったりと入浴。
温まりました~。 服を着た後は、休憩室へ。「ストープのあるところに行くといいよ」と、やさしいお声がけがありました。
おっ、珍しい! というか、このようなストーブ、見たことあったかなぁ?
建物など全体的に古いのですが、このひなびた雰囲気が良かったです。北海道新幹線の新函館北斗駅の隣の駅前に、このような温泉があるとは驚きです。
皆様もぜひ!
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