2024年12月15日日曜日

【2018年開催・洞爺ウォークを振り返る】

今回は、JRヘルシーウォーキングの洞爺ウォークに参加した時のことを、振り返ってみようと思います。

北海道を代表する観光地の一つが洞爺湖(温泉)。ここの最寄りの駅が、洞爺駅です。駅から洞爺湖畔(洞爺湖温泉街)までは、バスで20分ほど。駅から山を超えて湖畔まで歩いていくという強者(?)も、いるようです。

洞爺ウォークは、毎年のように “いつでもウォーク” として開催されています。私は、2018年に参加しました。コースは、2024年開催と同じとなります。

・コースマップはコチラです。(新しいウインドウで開きます)

ウォーキングとは別の日に撮影した画像も載せています撮影年月が無いものは、ウォーキングした2018.9に撮ったものです

こちらは、スタートの洞爺駅。(2014.6撮影)

「北海道洞爺湖サミット」が開催されたのは2008年ですが、撮影した2014年の時点でも、説明板が設置されていました。

入江・高砂貝塚に着きました。(2022.7撮影)

こちらは、入江貝塚、高砂貝塚、郷土資料館が集まったところです。それぞれは少々離れたところに位置しています。

入江貝塚内にある施設。ここは通ってみましょう。(時間帯によって開いていないことがあります)(2022.7撮影)

足元のガラス越しに、保存されている貝塚を見ることが出来ます。(2022.7撮影)

ここを出て、北方向へ。ここから坂道です。しばらく歩いて、左に曲がり「板谷川8号橋」を渡るのですが・・・。私、直進してしまいました。5分くらい歩いて、間違いに気づいたのでした。

コースに戻ります。勾配がさらに急になります。車道(横の歩道)から離れ、「西山山麓火口散策路南口」から木道に入ります。

ここからは、目を疑う光景が。

有珠山が2000(平成12)年に噴火した際、被災した「旧とうやこ幼稚園」です。

有珠山は、1663年以降、だいたい20~30年おきに噴火を繰り返しています。350年前から噴火の記録があり、データの蓄積が多かったことから、噴火の予知が比較的しやすい山でした。そのため、2000年の噴火前に周辺住民などの避難が完了し、人的被害はありませんでした。奇跡的ではないでしょうか。

噴石などで、破壊されたのでしょう。中は、草木が生い茂り、自然に還ろうとしています。

もう1枚。

こちらは、園児送迎用のマイクロバスです。

道南バスも、被災しました。


バスの前には、噴石と思われるものが。これが当たったとしたら⋯。ゾッとします。

木道を進んでいくと。


さらに進んでいきます。


速度標識が残っています。ここは、国道230号線が通っていました。

特に驚いたのは、こちらです。


国道だったところですが、噴火以前は奥に向かって低くなっていたそうです。それが火山活動により隆起し、このようになったのです。恐るべし。

「西山山麓火口北口」で木道は終わり。「洞爺湖町火山資料展示室」がありました。


水たまりがあります。別の角度から見ると。


この辺りから、展望台(コースマップに記載無し)に上がる道があります。寄り道してみます。上り切ると有料の展望台がありました。私有地に設けているようです。どうしようかと思ったのですが、入場料を支払い展望台へ。

洞爺湖を一望。良い眺めですね。


こちらは、見応えありです。


すごいです。


こちらの展望台は私設ということもあり、地元の観光協会では関知していないようです。現在(2024年)、あるかどうかは不明です。

コースに戻り、少々歩くとオプションコースとの分岐点に着きます。オプションコースは、下って洞爺湖畔に行くのですが、「下る」ということは、帰りは「上り」。これは、きつい。結局、オプションを選択しませんでした。

西展望広場にて。


噴火湾(内浦湾)と駒ヶ岳。

道を下っていきますが、反対から上ってくる人と遭遇しました。地元の人ではなく、旅行者のような感じ。洞爺湖畔(洞爺湖温泉)を目指しているのでしょうか? 記事の冒頭で触れましたが、“強者(つわもの)” 、いましたね。
後は、市街地を通り、洞爺駅にゴールしました。

このコースは、縄文時代の遺跡を見ることが出来たり、大自然の脅威を感じられるなど、興味深いです。
レベルは、マップなどに「急」と記載されています。実際に歩いてみて、まさしくその通りでした。健脚の方(かた)向きかと思われますが、一度歩かれてみてはいかがでしょう。


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