2024年6月19日水曜日

【2023年開催・弘前ウォークを振り返る①】

昨年(2023年)までのヘルシーウォーキングを振り返る不定期シリーズ。今回は、北海道を離れて青森県弘前市を歩いた時の記録です。

※ 記事内の列車時刻は、乗車当時のものです。

2016(平成28)年に北海道新幹線の新青森駅~新函館北斗駅間が開業し、ヘルシーウォーキングは本州でも開催されるようになりました。イベントウォークだけでも、JR北海道唯一の本州駅である奥津軽いまべつ駅で数回、2022年には新青森駅で。そして、2023年はJR東日本「駅からハイキング」との共同開催で、弘前駅発着のコースが設定されました。弘前へは1度だけ行ったことはありますが、滞在時間は2時間くらい。後は、列車での素通り数回。じっくりと見た(観光した)ことがないだけに、弘前コースを非常に楽しみにしていました。

札幌から弘前ですが、JRを使っての日帰りは可能です。とはいっても、現地滞在時間は最大で4時間半程度。もう少し滞在時間を増やしたいので、私は開催日前日の夜に札幌を出発する夜行バスに乗り、まずは函館を目指すことにしました。函館駅前着は早朝5時過ぎ。函館駅からJRに乗り、新函館北斗駅まで移動。始発6:39発の「はやぶさ10号」に乗車し、新青森駅で在来線に乗り換え。8:39に弘前駅着でした。札幌を朝一番の特急に乗っても、弘前着は11:24。3時間程度は、滞在時間が増えたわけです。

ラベンダー色の帯をまとった北海道・東北新幹線のH5系。JR北海道の保有車です。そして、怪しい(?)人影が…。

弘前駅の受付でコースマップを受け取り、歩き始めます。北海道内で開催される場合は、要所要所に案内板が設置され、参加者がコースを迷わないようにしています。弘前ウォークでは、それがありません。(コースマップにも、その旨の記載あり) そのため、いつもとは違い、よくマップを見ながら歩くことにします。

今回のコースですが、以下リンク先の文書内にマップ(簡易版)が掲載されています。

・JR東日本「弘前駅からのウォーキングイベント 共同開催!」(別ウインドウで開きます)

駅を出て弘前公園に通じる道を歩いていきます。すると、建物と建物の間に見えてきたのは岩木山。すばらしい! これは感動モノです。

少し歩くと、北大通りとの交差点には「りんごの時計」があった・・・ハズ。後から気づきました。マップを見ているようで、見ていませんでした。

マップに掲載されている弘前教会です。正式には日本基督教団弘前教会。立派です。調べたところ、礼拝堂はパリのノートルダム大聖堂をモチーフにしもので、1906年(明治39年)に献堂された3代目の建物とのこと。(日本基督教団弘前教会ホームページより)

コースからは少々外れますが、近くにカトリック弘前教会があるので寄ってみました。(マップには載っていません) こちらは、1910年(明治43年)に造られた尖頭のあるロマネスク様式の木造モルタル造りの聖堂とのこと。(青森県観光情報サイトより) 

津軽為信公の像がありました。陸奥国弘前藩の初代藩主なんですね。

重要文化財の弘前城三の丸東門です。このような門は、北海道在住者にとっては、なかなかお目にかかれないものです。


東門の説明です。

鷹揚園。おうようえん。弘前公園の別名であることが、調べてわかりました。

途中、「津軽藩ねぷた村」の横を通ります。立ち寄ろうかと思ったのですが、青森市の「ねぶたの家ワ・ラッセ」で山車を見たことがあったので、立ち寄りませんでした。しかし、これが失敗だと後から気づくことに…。弘前のねぷたと青森のねぶたの大きな違いは、山車の形状。弘前は扇形の平面に描く2Dスタイルが主。一方、青森は3Dの立体型とのこと。見ておくべきだった・・・。それこそ、後の祭り。

仲町伝統的建造物群保存地区に来ました。このようなところも、北海道にはありません。屋敷の母屋や門、生垣、そして地割など、良く残っています。歴史があるものですが、普段見る機会がないだけに新鮮に映ります。機会があれば再訪し、地元のガイドさんに案内していただきたいですね。

バックにそびえる岩木山。存在感があります。

保存地区の案内図です。

旧岩田家住宅。

旧笹森家住宅。

このあとは、弘前公園に向かいます。

〔続きます〕


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