2024年6月15日土曜日

【交通費を少しでも安く済ませたい】

※ 2024.6.28に更新しました。

今日は、十勝清水駅でのJRヘルシーウォーキング開催日です。参加するかどうか迷いました。昨日は、えきねっとで指定席の予約状況を見ていたくらい。しかし、結局参加は見送りました。

今朝、目を覚ましたら、札幌は晴れの良い天気。清水町はどうなのだろう? 天気を調べたら、ほぼ曇りの予報。歩くのには快適そう。

去年までは、前日に参加を迷っていても、開催当日に参加を決めたことがありました。なぜなら、JRの特急列車に自由席の設定が多かったからです。それが今春のダイヤ改正で、北海道内の特急列車の多くが指定席化され、自由席はあっても、その数は減少。さらに、乗車当日に購入できる“お得なきっぷ”も激減。となると、私の場合、当日のいきなりの参加は…。まあ、先立つものが一番の問題なのですが。(札幌近郊なら、普通列車利用なので問題無いのです)

2024年のヘルシーウォーキング(4月~8月)のイベントウォークは、あと7回開催。パンフレットあるいはホームページを見て、どれに参加する検討中。開催日順に列挙すると、ロイズタウン(当別町)、旭川、滝川、美幌、江別、釧路、幌延の各駅となります。

ロイズタウン駅開催コースは、特別企画のページに掲載されています。

ロイズタウンは近いので、用事と重ならない限り大丈夫。旭川は、往復割引きっぷを使うかな? 行きは特急、帰りはバスという手もあるし。滝川は、早朝1本ある旭川行き普通列車はあるけど、それ以外はすべて岩見沢で乗り換えかぁ。1つ飛ばして江別は、ほぼ確定。幌延は・・・今回は(参加は)辞退します。さて、残りは美幌と釧路。美幌は今まで素通り。釧路は今回新コース。どちらのコースともに魅力があるけど、1ヶ月に遠方2ヶ所に行くのは財政面で厳しい。

そこで、今回、交通費を調べてみて、少しでも節約できる方法を考えてみました。札幌を始発として、到着地(駅)は、JRとバスの路線が競合している旭川、滝川、釧路としました。

記事中の料金は、大人用です。こども料金に関しては、各社のホームページ等で確認をお願いいたします。

※回数券などを使えば、さらに安くなる場合はありますが、ここでは触れておりません。

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画像は旭川駅。駅前広場はかなり広いですが、バス乗り場やタクシープール、隣接する商業施設などを含むこの一帯は、旧旭川駅関連の施設(駅舎、ホーム、線路など)の跡地なのです。

駅の改札内です。駅とは思えないデザインですね。

【札幌~旭川】

〔JRの場合〕 

普通運賃:片道2.860円 往復5.720円 この料金では、普通列車の自由席のみ利用可能。

普通運賃+特急料金(自由席1.830円/指定席2.360円):4.710円(自由席)5.220円/(指定席) 特急に乗車できます。

自由席往復割引きっぷ :往復5.550円 指定席利用なら片道につき530円追加。

えきねっと特急トクだ値1:片道2.860円  乗車日前日の23:50までに申し込み。特急料金込の値段。普通片道運賃の値段で特急に乗車できます。

えきねっと特急トクだ値14:価格不明 期間限定。乗車日14日前の23:50までに申し込み。発売されていれば一番お得になるかもしれません。

〔高速バスの場合〕

高速あさひかわ号(北海道中央バス、他2社との共同運行):大人片道 2.500円 大人往復4.700円 往復料金は、事前に往復乗車券を購入した時のみです。

往復料金で一番安く済むのが、⑥の往復バス利用で4.700円。旭川ウォークの受付は10:30迄ですが、札幌駅前発7:00、8:00の便に乗車すれば、間に合います。(ご注意 8:00発の便は、道路状況などにより到着が遅れ、受付ギリギリになる可能性もあります) 次に安いのは、④+⑥の組み合わせで5.360円。そして3番めは、③の自由席往復割引きっぷ5.550円。但し、指定席利用だと追加料金が発生するのは先述した通りです。

往復普通列車を利用する場合は、札幌発6:00に乗車しないと、ウォーキングの受付時間には間に合いません。行きも帰りも、普通列車でノンビリ、という人以外にはオススメできないかも。(私、ヘルシーウォーキングの時ではありませんが、経験あります。帰りは、疲れました)

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こちらの画像は、新十津川駅。札沼線の終着駅でした。今はありません。今年の滝川ウォークでは、この跡地の近くを通るものと思われます。※コースマップは、まだ公開されていませんが(2024.6.16時点)、パンフレットやWEBに掲載のポイント(見どころ)から判断しました。

〔2024.6.28追記〕

今年の滝川ウォークのコースマップが公開されました。新十津川駅跡地は「駅跡地さくら公園」となりましたが、コース上にはありません。(マップにも記載は無し) 近くを通るのですが…。

【札幌~滝川】

〔JRの場合〕

一日散歩きっぷ:2.540円。発売期間限定。設定エリア内の普通・快速列車の自由席に乗り放題。2024年度は、11月10日までの土日祝に発売。

普通運賃:片道1.890円 往復3.780円 普通列車の自由席のみ利用可能。早朝の札幌6:00発旭川行き以外は、岩見沢駅で乗り換えとなります。

えきねっとトクだ値30%OFF:列車限定 片道2.490円  乗車日前日の23:50までに申し込み。特急料金込の値段。

普通運賃+特急料金(自由席1.150円/指定席1.680円):3.040円(自由席)/3.570円(指定席) 特急に乗車できます。

自由席往復割引きっぷ:4.660円 指定席利用なら片道につき530円追加。帰りは、途中駅からの乗車なので、自由席への着席は絶望的。帰りだけでも、指定席を取っておいた方が無難かと思います。

〔高速バスの場合〕

高速たきかわ号・高速るもい号(北海道中央バス):大人片道1.650円 大人往復3.100円 札幌駅前7:20発に乗車すれば、滝川駅前9:05に着きます。受付は11:00迄なので、十分間に合います。

期間限定とはいえ、①が最も安いです。今年の滝川ウォークは、7月7日(日)に開催されます。これに参加する場合、安さで選ぶならこれ一択でしょう。

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画像は、重厚な雰囲気のある釧路駅。今では数少なくなった民衆駅です。民衆駅とは、建設費の一部または全部を民間が負担してつくられた駅舎で、建設費を負担する代わりに、民間が構内で商業利用ができるようにした駅ビル形態の施設のことです。

【札幌~釧路】

〔JRの場合〕

えきねっと特急トクだ値は、割引率が細かく分かれており、料金は変わってきます。

えきねっと特急トクだ値14 :5.990円~6.980円(割引率は、40%、35%、30%)

えきねっと特急トクだ値1  : 7.480円~8.980円(割引率は、25%、20%、15%、10%)

割引き率は全部で7つ、早く予約するほどお得になる料金体系のようです。わかりやすいように、JR北海道の該当ページへのリンクを貼っておきました。

参考リンク:JR北海道■「特急トクだ値」の設定価格(片道の「乗車券+指定席特急券」のセット価格/単位:円)

〔高速バスの場合〕

スターライト釧路号(北海道中央バス、他2社との共同運行):通常運賃5.230円 早割4.630円

釧路特急ニュースター号(北海道バス):通常運賃5.300円 ネット割4.770円

この区間は、距離が長く時間もかかります。JR特急で4時間~4時間半、バスで5時間15分くらい。高速道路の延伸等により、その差はかつてより縮まっています。

JRも、えきねっと限定とはいえ、予約を早くすれば、かなりお得に乗車できるようです。バスの方も安いだけではなく、(この区間は)1人がけ3列シート、Wi-Fiやコンセントも完備。前後のシート間は少々狭さを感じますが、必要十分なスペースを確保しています。

最も安いのはバス(③の方が僅かに安い)ですが、長距離ゆえに少しでも早く行きたい(帰りたい)人はJRの方が良いかもしれません。行きをJR、帰りをバスと交通手段を変えてみるのも、楽しいかもしれません。

行きをバスにするのであれば、釧路特急ニュースター号限定とはなりますが、開催日の前日23時台に札幌市内を出発する夜行便に乗る必要があります。釧路には5時過ぎに到着。 しかし、ウォーキング受付は9:00から。(殆どの場合、受付時間は早くなりますが) 着いてから歩き出すまで、3時間以上あります。釧路駅周辺には、朝から時間を潰すところはありません。駅が5:20に開くので、待合室で過ごすくらいでしょうか。数年前にリニューアルされ、カウンター席にはUSBポートも設置されています。

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JRヘルシーウォーキングは、JR北海道が企画実施するイベントです、本来はJRを使うべきでしょうが、より安い交通手段にパスもあることから、あわせて紹介することとなりました。

日帰りを念頭に置きましたが、お時間とお金に余裕のある方は、前日に釧路入りして宿泊されるのもよろしいかと思います。

この記事の内容がお役に立つことができれば幸いです。最後までお読みくださり、ありがとうございます。


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