2026年9月3日木曜日

【〔炭鉄港〕夕張鉄道開業100年を記念して、パネル展などが開催されます】

※ 2026.9.4更新。追記しました。

かつて、夕張~栗山~野幌を結んでいた夕張鉄道。

1924(大正13)年に設立し、1926(大正15)年には、新夕張(後の夕張本町)~栗山間が開業。今年で開業100年を迎えます。
※ 栗山~野幌間が開業したのは、 1930(昭和5)年です。ちなみに、野幌は「のっぽろ」と読みます。

2026.9.4追記
1974(昭和49)年、夕張鉄道全線は旅客営業を休止し、(当時)親会社の「北海道炭礦汽船」に譲渡されました。そして、翌1974(昭和50)年には、鉄道事業は廃止となりました。現在の夕鉄は、夕張市内と江別エリアでバス事業を展開しています。
一見すると煩雑とも思える方法をとった鉄道線譲渡ですが、これには閉山交付金なども絡んでいました。(2024年の企画展で、説明しているパネルがありました)
追記ここまで

これを記念して、9月5日(土)より夕張市石炭博物館で「夕張鉄道開業100年 in Yubari」が開催され、夕張鉄道(以下、夕鉄)に関するパネルと物品が展示されます。

※ 2024年には、夕鉄の創立100年を記念して同様の企画展が行われました。
この時は、「設立」ではなく「創立」という言葉が使われていました。夕鉄の事業の歩み(設立前~廃止)全体を取り上げていたため、「創立」と表現したのかもしれませんね。


新しい資料が見つかったとのことで、今回は2年前と内容を一部変更するようです。

(2024年に展示されていたサボ)

この夕鉄に関する展示を見るだけでしたら、入館料は不要です。
しかし、せっかく博物館に足を運ばれるのでしたら、有料エリアにある各種展示や、地下の「模擬坑道」(こちら、本当にオススメ!)もぜひご覧になってみてください。
なんと本物の石炭層に直接触れることができますよ!


さらに、10月10日・11日・12日の「炭鉄港 3-Days Weekender 2026」では、かつての夕鉄沿線の1市3町(江別市、南幌町、長沼町、栗山町)で、パネル展が開催されます。
沿線をドライブし、在りし日の鉄道に思いを馳せるのも、いいですね。

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夕鉄の廃線跡は、江別市と岩見沢市を結ぶ「きらら街道」の7割ほどの区間(*1)(*2)、サイクリングロードなどに広く転用されています。
・(*1) 「きらら街道」は愛称で、正式には「空知南部広域農道」というお堅い名前となっています。
・(*2)  公式のデータがないため、ルートの距離からGoogle AIが算出した数値です。

「きらら街道」を江別市東野幌の起点(夕鉄バス野幌営業所近く)から南幌方面に向けて走ると、右側に「腕木式信号機」を見ることができます。


もともと近くにあった信号機を、鉄道廃止後に記念碑として再設置・整備されました。

その先、「上江別西町39・42/上江別424・427」の交差点を過ぎると、道路は右カーブとなっています。右側の家々を見ると、なぜか玄関は、この道(きらら街道)に面していせん。
※ 以下のリンク先で確認できます。(Google Earthのストリートビューです)

その理由は、ここに線路が通っていたからなのです。
普通は、線路側に玄関を設けません。「きらら街道」が夕鉄の線路跡を転用した道路であることが、家を見て分かるのでした。

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