2025年7月15日火曜日

【2025年JRヘルシーウォーキング参加記〈恵庭駅〉~ 今話題の恵庭を歩きました】

イベントウォークです。今話題の恵庭で開催されました。(といっても、ファイターズに興味の無い方や道外の方には、話題となっていないかもしれませんね)

・コースマップはコチラです。(新しいウィンドウで開きます)https://www.jrhokkaido.co.jp/travel/walking/pdf/ev2025_13.pdf

恵庭開催は、数年ぶりかと思います。過去に何回か参加しましたが、気分良く歩くことのできるマチだなぁ、というイメージがあります。今回はどうでしょう? 楽しみです。

スタートは、恵庭駅西口です。

それほど歩かないうちに、「麵屋 かわはら」さんの横を通ります。営業前で暖簾も上がっておらず、気づかなかった人が多いかもしれません。(画像無しです)

ここの塩ラーメン、あっさり系で美味しいですよ。(2020年8月撮影)

配膳された時に、えっ? と思ったのですが…。具材は、麺の下に隠れているのです。

漁川(いざりがわ)を渡ります。


川の名前は、アイヌ語の「イチャン」(サケやマスが卵を産むところ)に由来しているとのことです。(Wikipediaより)

※ 秋の紅葉シーズン、上流部の恵庭渓谷は綺麗ですよ。おすすめします。

川沿いの道を、北東方向に歩いていきます。


漁川を離れ、旧国道36号線を通り、茂漁川(もいざりがわ)沿いの道に進みます。


先ほど渡ったのは漁川。ここは茂漁川。「茂(音読みはモ)」が付いています。札幌市内にも、月寒川と望月寒川(もつきさむかわ/もつきさむがわ)があります。この「モ」って、どのような意味なのでしょう?
アイヌ語で「小さい」を意味するとのことです。「茂」や「望」という漢字を当てたのですね。

千歳線をオーバークロスします。


新千歳空港と札幌圏との輸送を担う快速エアポートが毎時6本。他、特急列車、普通列車、貨物列車が行きかう道内屈指の過密路線です。車内も、混み合うことが多いです。これ以上、本数を増やせないようですし、エアポートなどはホーム長の関係などから車両の増結も無理。将来どうするのでしょう・・・。

ネットで、以下のような記事を見つけました。
・浅野学園鉄道研究部 | JR千歳線の将来

非常によく研究されています。
ところで、私、浅野学園を存じ上げませんでした。神奈川御三家といわれている進学校なのですね。これを書いた生徒さんたちも、東大や早慶に進学するのでしょうか? すごいですね。

国道36号線を渡ったところに、誘惑する案内板がありました。


「こっちの水は甘いぞ = ショートコースは楽だぞ」と誘ってきますが、基本コースに進みます。歩いている時間帯は涼しかったこともあり、基本を選んだ人が多いように感じました。

「恵みの中央公園」内の散策路を通ります。


もう1枚。


都市の中に、素晴らしい空間が整備されていますね。
基本コースを選んで良かった、と思いました。

幹線道路に出ました。向かい側に見えるのは、「恵庭市郷土資料館」です。


本日2回目の漁川の手前には、カボチャ畑が広がっていました。


花が咲いています。


カボチャ、どのようにして食べますか? 私は煮物ですねぇ。

漁川左岸の堤防上の道を、上流に向かって進みます。


トラクターがお休み中でした。

川を見ながらのウォーキング、良いですね。風も心地良いです。


ここで、道と川の駅 「花ロードえにわ」に寄ることにしました。目的は、ウォータークローゼット。と言えば聞こえはいいのですが、なんのことはないWC(トイレ)です。私、かなり危なかったのですが、何とか間に合いました。

せっかくなので、周辺を散策。


そして、ソフトクリーム。ハスカップを頼みました。


正面入口の前で、ファイターズの2軍本拠地を誘致するための署名活動が、地元期成会によって行われていました。他に、江別市も地元期成会により署名活動が行われています。

・HTB 北海道テレビ | ファイターズ2軍の本拠地移転 恵庭市と江別市の地元期成会が誘致めざし署名活動(動画あり)

本拠地移転でマチが活性化するのは喜ばしいことですが、自治体の費用負担など、いろいろと課題もあります。どこに決まるのでしょうか?

同じエリアに、おにぎり屋「恵庭おむすび  ゑびす」さんを発見。


以前からあったのでしょうが、今回初めて気づきました。今まで「スターバックス」さんとばかり思っていたのです。

入ってみることにしました。目立つところには、鰻(おにぎり)。
購入するかどうかを迷っていたところ、私の心を見透かしたように「鰻はいかがですか?」と店舗スタッフのダメ押しが…。もう買うしかないでしょう。


1個480円(税込)!  なかなかのお値段でした。

再び漁川を渡ります。


北海道文教大学の横を通り、正門近くにありました。


この先を右折すれば、その(かなり)先はゴール。しかし、直進して「カリンバ遺跡」に行くことにしました。


説明板があるだけで、一面が野原でした。発掘調査後に埋め戻されたのでしょう。ここは2005(平成17)年に国の史跡に。また遺物(出土品)は、その翌年に国の重要文化財に指定されました。


近くには、野球やサッカーなどを禁止する看板がありました。遺跡保護の観点からだと思われます。

文教大学正門から真っ直ぐに伸びる道を進みます。途中にこのような像がありました。


お寺の敷地ではありません。近くに設置されていた看板によると「子供プラス農園」とのことです。

そして、道の突き当りが恵庭駅です。スタート地点と反対側の東口にゴールしました。


少々涼しく感じられましたが(肌寒く感じだ方もおられるでしょう)、暑がりの私にとっては快適なウォーキングとなりました。

------------------------------------------------------------------------

ウォーキング後は小休止して、先ほどは寄らなかった郷土資料館に行きました。(歩いて? いや、車でした)


ここには、カリンバ遺跡からの出土品を含む縄文遺跡、他に自然や歴史などに関する各種資料や説明があり、恵庭市について知ることができる施設です。

出土品など展示物の多くはガラスケースに収められています。照明などが反射し、撮影は難しいですね。

こちらは、普通に(?)撮れました。

※ こちらの資料館の展示物は、基本的に撮影可能(フラッシュ撮影禁止の展示物もあり)となっています。以下の2枚の画像に関しては、ブログ掲載の許可をいただいております。


北海道でしか見られない周堤墓の模型です。


装飾品や埋葬の仕方を見ると、縄文時代の人々の精神性の豊かさを感じます。
テクノロジーは進歩しましたが、人としては数千年前と変わらないのかもしれませんね。

※ 恵庭市のお隣り千歳市では、周堤墓が保存されており、近くで見ることができます。以下の記事で触れていますので、よろしければご覧ください。
・史跡キウス周堤墓群のガイダンス施設がオープン間近・・・周辺にはグルメスポットがいっぱい

※ ガイダンス施設は、既にオープンしています。

資料館の東側には「恵庭開拓記念公園」がありました。この公園は、松園小学校の跡地を転用したものとのことです。ここに、興味深い遺構がありました。

松園小学校の門柱です。




反射して見難い(読みにくい)のですが、以前は別な場所にあり、こちらに移設されたようです。


この辺りに関しては、郷土資料館に再び行く機会があれば、そこで聞いてみたいと思っています。

2 件のコメント:

  1. また素敵な散歩でした!ブレッシング・セントラルパーク、本当に綺麗ですね。我が家ではカボチャは主にスープに入れて食べます。よろしくお願いします。

    返信削除
    返信
    1. Philfffさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

      今回歩いた恵庭は、自然を感じられるところが多いです。さらに札幌や新千歳空港へのアクセスも良好。住みやすいマチであると、あらためて思いました。

      カボチャをスープに入れるとのことですが、裏ごしして入れるのでしょうか? 家では作りませんが、好きです。美味しいですよね。

      削除