2026年1月29日木曜日

【雪道を運転する時、車に積んでおくものは・・・「とてもたすかったもの」】

冬真っただ中です。皆様、お元気でお過ごしですか?
雪道の運転、気を遣います。夏とは違い、神経をすり減らすことも多いかと思います。

NHKラジオ第一で『NHKジャーナル』等に出演されている気象予報士 佐藤可奈子さんが、雪道を運転する時に車に積んでおくものを紹介しています。
それは、「とてもたすかったもの」。

・と:トイレ(携帯用)
・て:手袋
・も:毛布
・た:タイヤチェーン
・す:スコップ
・か:カイロ
(っ)
・た:食べ物
・も:モバイルバッテリー
・の:飲み物

インスタグラムでも取り上げています。
・#とてもたすかったもの #防災 #大雪 #車 #気象予報士 

雪国に住んでいる人は、冬季間はスタッドレスタイヤに交換しているので、タイヤチェーンは車種にもよりますが不要かも。(あれば、より安心ですが)
その代わり、スノーヘルパーは必要です。ザクザク道の場合、4WDでもスタックすることは珍しくありません。そういう時の必須アイテムとなります。(毛布などで代用も可能)そして、スキーウェアや、キャンプをする人であれば寝袋を積んでおけば、いざという時の防寒対策になると思います。

先日の大雪(ドカ雪)の影響は、現在でも続いています。
幹線道路や学校周辺の道路は除排雪が進んでいますが、それ以外の生活道路となるとこれからです。


札幌市東区内の環状通の一本南の道です。片側2車線が、両側1車線になっています。車がすれ違うことが困難な状況です。
北海道のドライバーは運転マナーが悪いと言われていますが、このようになると話は別。お互いに譲り合ったりと、優しい運転となります。(これでマナーが悪かったら、恐ろしいことになりますね)

アップしてみると、


ザクザク状態となっています。これはまだ良い方ですが、酷くなるとスタックしてしまいそう。

そういう時にためにも、「とてもたすかったもの」を全部、あるいは自分の生活パターンに合わせていくつかを、車に積んでおきましょう。

2026年1月25日日曜日

【時計の読み方は「とけい」、それとも「トケー」? ~ NHK WORLD「やさしい日本語」】

NHKが海外向けに放送しているのを、ご存じでしょうか? NHK WORLD JAPANという名称で、テレビとラジオ、そしてインターネットで全世界に向けてサービスを提供しています。その内、一部番組(※)は、日本国内に滞在している外国人向けにラジオ第2で聴くことができます。(ところで、今年3月末に第2が廃止されます。番組はどうなるのでしょう?)

(※) 英語が3番組と、中国語、ハングル(韓国語・朝鮮語)、ベトナム語、インドネシア語、タイ語のニュースです。なお、すべての外国語(17言語)番組は、NHK WORLDのウェブサイトで聴取可能です。
・NHK WORLD  |  日本で聴くには

今回取り上げるのは、「やさしい日本語(Easy Japanese)」という10分間の番組です。簡単な日本語による日常会話を、英語で教える内容となっています。英語・・・といっても日本語を英語で説明するので、英語番組とはいえ解りやすいかと思います。

番組にはウェブサイトもあり、コンテンツが充実しています。
・Easy Japanese Learn Japanese | NHK WORLD-JAPAN

ビデオ(アニメ)も用意されています。
その中に、「時計台にいます(I’m in the clock tower)」という文例を紹介するレッスンがありました。時計台のあるまちに住んでいる私は気になり、見てみる(レッスンを受けてみる)ことにしました。
・#21 Describing where you are

3分間という短いレッスンですが “Travel Tip”というコーナーもあり、味噌ラーメン、ジンギスカン、スープカレーといった札幌のグルメを、さりげなく紹介していました。
このコンテンツのメインターゲットと思われる訪日(予定)外国人を意識していますね。

前置きが長くなりました。ここからが本題となります。
レッスンには“Today's Kanji”もあり、そこで取り上げられていた漢字は「時計」でした。読み方は、 「とけい」ですよね。
と、思っていたのですが、このコーナーの説明では「Tokee = トケー」でした。えっ、「とけい」と読まないの?    外国人に「トケー」と教えるのですか??

ちょっと調べてみたところ、興味深い記事を見つけました。数学専門の国語教師オニギリさんの note です。
・note | 時計←「とけい」と書いて「トケー」と読む。

オニギリさんの説明によると、日本語には表記と発音にズレがあるということです。例えば、
・洗濯機:「せんたくき」ですが、「せんたっき」と読む
・体育館:「たいいくしつ」 ではなく、「たいくしつ」と読む

なぜズレが生じるかというと、読む時は、発音しやすい方を選ぶから。
確かにそうですね、私も意識することなく自然に「せんたっき」とか「たいくしつ」と読んでいます。

それでは、時計の場合はどうでしょう?
私の場合は、うーん、何気なく「トケー」と言っているように思います。ただ、札幌市時計台のような固有名詞に対しては「さっぽろしとけいだい」と読んでいます。無意識に使い分けているみたいです。

結局、「とけい」と「トケー」。読み方としては、どちらが正しいのでしょう。

平仮名の使い方ですが、国は『現代仮名遣い』でルールを定めました。そのため、時計を「トケー」と発音しても、書く時は「とけい」と書かなければならないとのことです。
ということは、読む場合は「とけい」でも「トケー」でも、どちらでも良い。発音しやすい方で、ということになるのでしょう。

実際には「トケー」の方が発音しやすい、あるいは「トケー」と読むのが普通’(?)なので、このコンテンツでは、そのように説明しているのかもしれません。
日本語、ムズカシイ・・・あっ、正しくは「むずかしい」ですね。

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さて、NHK WORLDの話が出たので、ここからは国際ラジオ放送 Radio Japanの話題にお付き合いください。
画像は、ベリカードとなります。


海外で受信し、受信状態や番組内容を書いた報告書(受信報告)をNHKに送ると、 「確かにあなたが海外で受信したことを確認しましたよ」という内容のベリカード(受信確認証)を発行してくれるのです。
いただいたカードの表面は、日本を感じられるような風景写真でした。外国の方は、私たち日本人以上に喜ぶかもしれません。

裏面には、受信した時のデータが記載されています。


帰国してから日本で投函した場合、受け取った側では、海外で受信したのかどうかを判断できません。そのため、受信した現地の郵便局から差し出しました。

Radio Japanですが、日本に近い東アジアや東南アジア、そして世界各地にある中継局近くでは、比較的良い状態で聴けることが多いかと思います。
参考までに、スケジュールへのリンクを貼っておきます。
海外に行かれる場合、スマホ + モバイルWi-Fiルーター持参で、情報入手には困ることはないでしょう。しかし、いざという時のために、短波の入るラジオを持っていかれた方が安心ではないかなぁ、と思っています。

2026年1月17日土曜日

【所さんの番組で取り上げられた「炭鉄港」構成文化財にある金庫 ~ 江別〈米澤煉瓦工場〉】

テレビ東京系で毎週金曜日に 、『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』が放送されています。1月16日放送分では、人気の「金庫を開ける」コーナーで、江別市にある巨大レンガ工場(の金庫)が取り上げられました。創業84年の「米澤煉瓦」さんの工場です。

・米澤煉瓦 | 北海道江別市にある日本最北のレンガ工場

こちらは、日本遺産「炭鉄港」の構成文化財となっています。(番組内では、炭鉄港に関して触れていませんでした)

・炭鉄港ポータルサイト | 構成文化財「江別市 米澤煉瓦工場」https://3city.net/%E6%A7%8B%E6%88%90%E6%96%87%E5%8C%96%E8%B2%A1_%E7%B1%B3%E6%BE%A4%E7%85%89%E7%93%A6%E5%B7%A5%E5%A0%B4/

写っている煙突は、今でも現役です。(2025.9.7撮影)

煙突の根元(?)は、このようになっています。


こちらも、2025年9月7日の撮影です。工場見学の時に撮りました。

※ 米澤煉瓦工場に限らないのですが、工場内は写真撮影やブログなどへの掲載が制限されることがあります。 この場所は、大丈夫でした。

番組では、普段は見ることのできない工場内部の巨大窯なども映っていました。
まだ番組を見ていない方は、ご覧になられてはいかがでしょう。TVerで視聴できます。

・TVer | 珍!新世界記録&開かずの金庫&ぬいぐるみ修理人
※ 2026年1月30日(金)20:59 配信終了予定です。

肝心の金庫の中身は・・・見てのお楽しみ!

2026年1月14日水曜日

【食べきれなくても大丈夫 ~ 札幌〈ぎょうざとカレーのてっちゃん〉】

いきなりですが、ぎょうざは好きですか?  カレーはどうでしょう?
両方をいただけるチェーン店 (*) 札幌にありますが、今回ご紹介するのは「ぎょうざとカレーのてっちゃん」さん(以下、てっちゃん)です。

  (*) チェーン店の名前は、「みよしのさっぽろ」さん。過去記事で取り上げていますので、よろしければお読みください。
・まかないから誕生 ~ ぎょうざパンチ丼〈みよしのさっぽろ〉

「てっちゃん」ですが、その存在は以前から知っていました。 安い上にボリュームたっぷりで美味しい、とのクチコミ多数。私は完食できないと思い、行くことをためらっていたのでした。
最近(といっても、ここ数ヶ月ですが)、食べきれなかった分を持ち帰ることができることがわかったので、もう安心。伺うことにしました。

お店は、環状通沿いのビル1階にあります。


駐車場は、お店の前に数台分用意されています。冬季間は、除排雪の際にできた雪山があるかもしれません。視界が遮られるので、(駐車場に)入る時には歩行者に、出る時は歩行者はもちろんのこと走行中の車にご注意を。

近くには北海道中央バスのバス停「本町2条4丁目」があり、JR札幌駅北口、地下鉄東豊線の環状通東駅、そして地下鉄南北線の北18条駅(ただし平日のみ)からバスで訪れることも可能です。ちなみに、環状通東駅からお店までは、徒歩で約20分。雪のない時期などに、散歩を兼ねて行かれるのもよろしいかと思います。

店内は・・・個性的な空間が広がっています。




座ってしまうと、あら不思議。落ち着きます。

メニューは予習してきましたが、あらためて確かめることにします。


メインは、「ぎょうざ定食」と「カレーセット」の2種類。


他、ぎょうざ単品など。一部、提供していないメニューもありますね。

オーダー後は、ぎょうざやカレーなどが提供されるまで、のんびり待ちましょう。
店内には、カウンターに置かれたCDコンポからBGMが流れていますが、その曲がなかなか変化に富んでいます。吉田拓郎にネーネーズ、オフコースなど…。様々な客層に合わせて、いろいろな曲を流すようです。(リクエストにも応えてくれるみたい)

そうこうしているうちに、来ました!


えっ!! 話には聞いており、既に訪店された方の画像を見て知っていたとはいえ、いざ目の前に出されると驚きです。

そして、少々時間を置いてから、ぎょうざが運ばれてきました。


これで、完成(?)です。主役のぎょうざよりも、脇役の野菜炒め(しかも大盛)が目立っている感じです。汁物としての素麺もかなりの量。それに、小鉢の数々。これで990円! 良心的すぎませんか?

ぎょうざは、幻のタマネギといわれている「札幌黄」を使用。これは旨い。野菜炒めも美味しい。小鉢の煮物の優しい味や冷奴のあっさり感が、いいアクセントになります。しかし、食べ進めていくうちに、だんだんとお腹に余裕が無くなってきました。

あと少しというところでSTOP!  食べきれない分(ぎょうざ3個)を、持ち帰ることにしました。


ありがたいことに、容器やビニール袋は無料です。
そして、セットになっている食後のコーヒーは、お腹いっぱいにも関わらずいただきました。

別な日には、カレーセットを。


カレーは4種類、ぎょうざが1個トッピングされています。他、小鉢3種類と福神漬け、そして素麺。今回は、余裕かな?

と思ったけど甘かった。後半、お腹がきつくなり、今回も持ち帰りに。


コーヒーですか? いただきました。(←腹いっぱいなのに)

「てっちゃん」は、1.000円以下で味・量ともに大満足できるお店かと思います。食べきれなくても大丈夫なので、一度行かれてはいかがでしょう。
なお、食後は(食べ過ぎて)眠くなる・頭が回らない等、仕事に支障をきたす場合があるかもしれません。どうかお気を付けくださいませ。

2026年1月7日水曜日

【お土産に飴はいかがですか? ~ 小樽〈澤の露本舗〉】

※ 2026.1.8更新。追記しました。

北海道の人気観光地の一つが小樽市。札幌からは、JRで最短32分。(高速バスで約1時間) 新千歳空港からもJR利用(乗り換えなし)で最短75分と、アクセス良好です。
比較的狭い地域に観光スポットや飲食店が存在しているので、滞在時間が短くても楽しめることも魅力です。

どこかを訪れたら、家族や友人、そして職場に(そして自分にも)お土産を買っていくという方は多いかと思います。小樽にもお土産はいろいろとありますが、今回は変わった(?)ところで飴をご紹介します。

お店の名前は、「澤の露本舗」さんです。扱っている飴は、こちらになります。


この商品(飴)一種類だけを、100年以上にわたり作り続けています。

「水晶飴玉衛生堂」という屋号で開業されました。商品名は「水晶飴玉」。


きれいな色ですねぇ。
もともとは「水晶飴玉」という商品名でしたが、抽象的な名称ということで商標登録をすることができず、現在の名前(澤の露)になったとのことです。


通常の飴は「水あめ」を使っていますが、ここでは不使用です。砂糖と水、そしてわずかなレモンオイル(風味づけでしょうか?)で作られているのです。

原料はほぼ砂糖で防腐剤も入っていないので、長い年月置いておくと、砂糖に戻ってしまう(糖化)そうです。作られた方には申し訳ないのですが、白い砂糖になった飴を見てみたい気もします。

お店は、寿司屋通りに位置しています。ちょうど「花園銀座商店街」の入り口そばにあります。


商品は小樽駅にある駅なかマート「タルシェ」でも取り扱いがあるようですが、確実に購入するのであれば、こちらがよろしいかと思います。

  札幌にある「北海道どさんこプラザ」や一部の「セイコーマート」等でも販売されているようです。
※ ネット販売もあります。

完全に手作りで、砂糖がもたらす自然で爽やかな甘みが広がる「澤の露」。機会があれ召し上がってみてください。

〔参考〕
・小樽名物 澤の露本舗
・道新デジタル |  透き通る黄金色のあめ「澤の露」 小樽で100年以上、砂糖とレモンオイルだけで勝負<北の食☆ストーリー>

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〔2026.1.8追記〕
小樽で飴といえば、こちらも忘れてはなりません。「飴屋六兵衛本舗(飴谷製菓株式会社)」さんです。創業時の屋号は「あめや」、会社名は「あめたに」です。 

個人的にオススメしたいのは、「雪たん飴」です。


大正時代、小樽は石炭の積み出し港として栄え6代目飴屋六兵衛が幼少期石炭の上に雪が降り積もる様子を自家製のこしあんと引き飴で表現しました。」(同社のホームページより)

他にもいろいろと種類があります。お好みの飴が見つかるといいですね。

〔参考〕
・飴谷製菓株式会社
〔過去記事〕
・小樽で珈琲と飴をいただく〈大正硝子くぼ家・飴屋六兵衛本舗〉

2026年1月2日金曜日

【JR輪西駅発着 「炭鉄港」ガイド付きミニツアー】

あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願い申し上げます

※ 2026.1.9更新。追記しました。

JR北海道が主催するウォーキングイベントといえば「JRヘルシーウォーキング」。毎年、春~秋に道央圏を中心として全道各地で開催されています。その中で、日本遺産「炭鉄港」を構成する文化財が存在する自治体の駅で実施される場合は、コラボ企画として、「炭鉄港」ガイド付きミニツアーが行われています。

炭鉄港とは?
・炭鉄港ポータルサイト

2025年9月27日、JR東室蘭駅で開催のヘルシーウォーキングと連動する形で、このツアーが行われました。
・過去記事「2025年JRヘルシーウォーキング参加記〈東室蘭駅〉~ 工業都市でありながら自然豊かな室蘭を再発見」

今回、この時の様子を、画像とともに振り返ってみたいと思います。

スタート・ゴールは、輪西駅です。ヘルシーウォーキングの(スタートと)ゴールである東室蘭駅から移動してきました。


2面2線の無人駅です。


駅舎内外を見て(歩いて)気づきました。トイレが無い! 困った・・・。 駅周辺を歩きドラッグストアを見つけたので、そこでお借りしました。(来年以降、輪西駅で開催される場合は、どうかご注意を)

ツアーの内容は、下の画像をご覧ください。


※このチラシ(画像)のブログ掲載許可をいただいております。

最初に訪れたのは、「日本製鉄 北日本製鉄所 室蘭地区」の正門前です。


分かりにくいかと思いますが、室蘭本線の支線(東室蘭駅~室蘭駅)を渡る踏切があり、その奥に同社の敷地が広がっています。敷地面積は、433万㎡。札幌ドーム約79個分(東京ドーム約92個分)。室蘭市の面積の1/5が、日本製鉄の敷地とのこと。広すぎて、想像がつきません。

・日本製鉄株式会社 | (概要)室蘭地区

1909年に操業開始。それ以降、合併などを繰り返し、社名も結構変わっています。新日本製鉄(新日鉄)の時代が、一番長かったとのこと。
実は、この室蘭市輪西地区、日本製鉄の企業城下町なのです。

ここで、炭鉄港構成文化財の「恵比寿・大黒天像」の説明がありました。
製鉄所の高炉から出てきた最初の(溶けている状態の)鉄から作られ、縁起物として関係者に配られている像です。1909年の操業開始時から作られています。一番新しいものは、2022(令和4)年に作られたそうです。
私たち(一般人)は、「室蘭市民族資料館 」で見ることができます。

・炭鉄校ポータルサイト | 構成文化財「恵比寿・大黒天像」

ここを後にし、国道36号線を挟んで反対側に歩いていきます。こちらは、商業地区となっています。

ここで面白いものがありました。


大きな(巨大な)ボルタです。1990年に作られました。
ボルタとは、鉄のまち室蘭で作られている、ボルトやナット、ワッシャーなどを半田づけした人形のこと。

本来のボルタは、高さ数cmの可愛らしいものとなっています。


※ コース終盤に、これらを製作している「ボルタ工房」を訪れますよ。

そして、「輪西神社」へ。



日本製鉄の守護神社として建てられたとのこと。

ここから山の方に上がっていくと、「御傘山神社」があります。


※ このミニツアーと同じ日に行われたJRヘルシーウォーキング(基本コース)では、この神社の前を通りました。

御傘山神社は、「日本製鋼」の守護神社です。 
製鉄所(北海道炭礦が溶鉱炉を建設)を造るにあたり、この神社から分社という形で建てられたのが輪西神社とのことです。

輪西神社ですが、操業の安全を祈っての参拝はもちろんのこと、同社が保有する野球チームやホッケーチームの優勝祈願など、(日本製鉄)関係者がたくさんお参りする神社となっているそうです。

社殿の前に、煉瓦が敷き詰めらているところがあります。


高炉で使われている耐火煉瓦だそうです。

ツアー案内人の指さす方向を見ると、HICの文字が刻まれています。


日本製鉄の屋号(?)です。

さすが製鉄会社の守護神社。社殿の屋根は、鉄板となっています。



神社見学を終え、これからしばらくの間、坂を上がっていきます。
ヘルシーウォーキングで13km歩いた後の “上り坂” は・・・堪えます。

坂を上りきり、「潮見公園」に着きました。(ヘルシーウォーキングでも来ているので、本日2度目)ここからは、日本製鉄の工場群が一望できます。


奥が工場、その手前が商業地区と住宅街。ここが企業の城下町であることが、見て取れますね。

展望台には説明板も設置されているので、目を通してみましょう。


工場群の反対側に目を向けると、太平洋が広がっています。


ここ(展望台のあるところ)の下にある砂浜は、「イタンキ浜」です。アイヌ語で “お椀” の意味ですが、名前の由来には諸説あるようです。
ここは、全国的に珍しい “鳴き砂” の海岸となっています。石英と呼ばれるガラスの成分が砂に含まれており、歩いたりすることで擦れ、「キュッキュッ」と音がします。この鳴き砂は “環境のバロメーター” といわれており、海岸が汚いと鳴らないとのことです。

工場と鳴き砂海岸という相反するものが眺めることができるのが、潮見公園です。ここに来ると、工業都市でありながら自然豊かであることが実感できるかと思います。

公園展望台の下にロケット型の碑があります。これは何なのでしょう?


これは「明治天皇御野立所記念碑」です。
1881(明治14)年、北海道巡幸で室蘭に入られた明治天皇が休憩されました。それを記念して建てられたものです。

この公園から日本製鋼のある母恋まで、「観光道路」があります。実はこの道路、明治天皇が日本製鋼所視察のために作られた道路といわれています。左右にくねくね曲がってはいますが、アップダウンがほとんどない道となっています。(潮見公園からは、下り道)

※ この観光道路ですが、ヘルシーウォーキングでは逆に上ってきました。

この道路沿いには、天皇が通られたということで関連した名前が付けられているところがあります。みゆき町、御前水町など。(潮見公園は、みゆき町にあるのです)

※ 細かな使い分けがありますが、ここで簡単に説明します。
・行幸:天皇がお住まいのところから外出されること。「みゆき」とも言います。
・巡幸:目的地が複数の場合。
そして、
・御前水:天皇が休憩された際に差し上げた水のこと。

公園から、横長の建物(ピンボケですが画像中央)が見えます。


「室蘭ユースホステル」です。建築家の田上義也氏が、1970年代にデザインされました。

公園を後にし、これから坂を下るというところで。


室蘭は、小樽や函館に負けないくらい “坂のまち” であることを実感できますね。平地が少ないので、建物はそこに集中しています。
室蘭の面積は、北海道内の市町村で下から5番目。約81㎢と小さな面積です。ピーク時の人口は約18万人で、その時の人口密度は北海道一でした。現在は人口が減少し、札幌に次いで(人口密度は)2位とのことです。

坂を下りて、平地に出ました。振り返ると、


結構な坂です。普段もですが冬場に路面凍結している時など、お住まいの方は大変かと思います。

先に紹介したボルタ人形を製作している「ボルタ工房」さんに着きました。(退店時に撮ったものを載せています)


ここでは、商品購入はもちろんのこと、実際に作っている様子を見学することもできます。

製作には細かい作業を必要とすることもあり、1日あたり平均して作れるのは3個(体?)とのこと。製作未経験の人が作り始めて、3ヵ月で商品になるものが1個できれば合格。一人前になるには、1年はかかるそうです。

見学を終え、かつては栄えたであろう輪西の商店街を通り、駅に向かいます。


この場末感・・・。雰囲気ありますね。

そして、ゴールの輪西駅に戻ってきました。
今回の炭鉄港ミニツアーも、楽しく、そして勉強になりました。ありがとうございます。

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いかがでしたでしょうか?
今年のJRヘルシーウォーキングでも、コラボ企画としてミニツアーが実施されると思います。炭鉄港に興味を持たれた方、そしてガイドさんの説明を聞きながらまち歩きをしてみたいという方は、参加されることをオススメします。

〔2026.1.9追記〕
炭鉄港に関する情報を発信しているNPO法人炭鉱の記憶推進事業団の主催で、毎年秋を中心に「ぷらぷらまち歩き」を実施しています。昨年10月25日には、旧室蘭駅をスタートし測量山から「室蘭の炭鉄港を見る」まち歩きが行われました。
測量山の標高は199.63m。今回の記事に登場した「潮見公園」より高く、また場所も異なることから、より広範囲を見ることができたようです。

同法人のブログで、その時の様子が紹介されています。
読まれてはいかがでしょう。
・そらち★ヤマの記憶だより | 室蘭ぷらぷら〜測量山から見た炭鉄港〜 

2025年12月31日水曜日

【大晦日は、にしんそば ~ 札幌〈蔵寿〉】

※ 2026.1.27更新。追記しました。

大晦日に食べるものといえば・・・そばが定番でないでしょうか。
私、大晦日のそばを、生まれて初めてお店でいただくことにしました。

伺ったのは、「蔵寿」さん。


※ 雪の無い時期、営業前に撮りました。

「蔵寿」さんでは、店に入るとすぐ左側に設置してある券売機で、事前に食券を購入します。
券売機に抵抗のある人は、少なからずいるかと思います。後ろに人が並んでいると、落ち着いて選べない、とかありますよね。

でも、大丈夫です。入口右側に券売機を撮影した画像を拡大したパネルが置いてあるのです。


「今月の得」メニューは、入口左側のボードで確認できます。2025年8月の「得」は、こちらでした。


これらで予習したら、機械の前で迷うことはないでしょう。
食券を購入したら、店内奥のカンターまで進みます。スタッフに食券を渡し、番号札を受け取ります。そして、空いている席に座りましょう。

※ 席を確保してから食券を手渡すのが、お店のルールのようです。しかし、昼時など混んでいる時間以外では、どちらでも良いみたいです。

こちらが、番号札。


そば猪口を模したものとなっています。そば屋さんらしい、面白いアイデアですね。

こちらでは、セルフ方式になっています、お水などは自分で用意し、あとは番号を呼べれるのを待ちましょう。

提供されるそばは、二八の自家製麺となっています。


「おろしそば」。更科だけあって、きれいな白色のそばです。


こちらは、「かけそば」です。


更科そば、食べやすいですね。冷も温も、おいしくいただけます。

こちらのお店で嬉しいのは、セットメニューです。価格がリーズナブルで、お腹がいっぱいになります。
例えば、お店オススメの「たぬきそば定食」。


たぬきそばからは、ふわっとゴマ油のにおいがして、食欲をそそります。天ぷらを揚げる際には、ゴマ油も使っているのでしょう。弁当容器には、豚肉の照り焼きが少しだけ入っています。これが旨いのです。(ご飯、少なめで注文される方もいますよ)

「冷たぬきそば定食」もあります。


ご飯ものを頼むと、そばが付いてきます。(温か冷、選べます)

「かつ丼」。


「天丼」だって負けません。(何の勝負??)


「得」は毎月内容が替わるので、楽しみです。
2025年8月の得(B)は、「梅おろしそば いなり付」でした。



今まで食べたものを紹介しましたが、では本日、大晦日に何をいただいたかというと、


「にしんそば」です。
つゆを一口いただくと、シソの風味が…。にしん(の甘露煮)の下に、シソ(大葉)が隠れていました。魚とシソの組み合わせは、そばにも合いますね。

店内は、いつも以上に活気がありました。11時開店ですが、すぐに満席。そして、待ち客も。あらためて大晦日を感じながら、いただきました。ごちそうさまでした。

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今年一年、当ブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
来年は、平穏な一年となることを願ってやみません。
皆様、どうか良い年をお迎えください。


〔2026.1.27更新〕
年が明けて、初めての訪問です。(1月26日訪問)
寒さと大雪に負けないため、いただいたのは「カレー南そば」でした。(札幌の大雪ですが、1月24日17時~1月25日17時の降雪量は54cmでした)


カレーの持つ力強さよりも、麺との相性を考えた優しさを感じさせるようで少々スパイシーなカレーつゆ(餡)。そば湯を入れて、最後までおいしくいただきました。