※ 投稿しましたが、1~2日の間は加筆修正する予定です。ご理解のほど、よろしくお願いします。
9月27日(土)、東室蘭駅でJRヘルシーウォーキングのイベントウォークが開催されました。
同駅での開催は久しぶりです。確か2017年5月以来かと思います。
札幌駅から東室蘭駅までは、特急「北斗」4号(6:53札幌発→8:15東室蘭駅着)を利用しました。1時間半程度の移動ですが、特急に乗れるとなると、もはや小旅行気分です。そして、鉄旅といえば駅弁! 朝食として、「やまべ鮭寿し」を購入しました。期間限定で、花咲ガニ入りです。
北斗の車内で、乗車券・特急券と。
札幌駅で販売されている駅弁の中では、個人的にNo.1と思っています。
駅弁を食べながら列車移動を楽しんでいると、普段停まらない恵庭駅で臨時停車。車掌氏のアナウンスによると、普通列車・快速列車のダイヤが乱れたため、乗客が特急列車停車駅に行けないことから、ここで停車し乗せるようにしたようです。
さらに、南千歳駅の先にある美々信号場(旧美々駅)でも停車。先行する普通列車が鹿と衝突した影響で、(詰まって)動けないとのこと。長期戦を覚悟したのですが、さほど待たないうちに出発。この時点で12分遅れ。
途中、徐行したこともあり、苫小牧着は14分遅れとなりました。私は(遅れに関して)問題ありませんが、新函館北斗駅で新幹線に乗り換えの乗客は焦ったかもしれませんね。(同駅での接続時間は、30とられています)
そして、東室蘭駅に十数分遅れで到着しました。
改札を出ると、ヘルシーウォーキングのスタート時間である8:30。列車が遅れて、ちょうど良かったのかも。
あれっ? (ヘルシーウォーキングの)スタッフが、慌ただしく準備をしています。この遅れた列車で来たため、今準備中とのことでした。大変ですね。
マップをもらい、東室蘭駅の東口からスタートします。
・コースマップはコチラです。(新しいウィンドウで開きます)
室蘭本線の支線(東室蘭駅~室蘭駅)に沿った道を、室蘭駅方向に向けて歩いていきます。
室蘭といえば工業都市で “鉄のまち”。進行方向右手には、工場が見えてきました。
こちらの建物(下の画像)は、JR貨物の輪西車両所(旧輪西派出所)です。
2017年9月16日には、一般公開されました。その時は、DF200形ディーゼル機関車の乗車体験もありましたよ。(すみません、ピンぼけです)
食堂dいただいたのは、ご当地グルメのカレーラーメンでした。
ウォーキングに話を戻しましょう。
室蘭駅始発の737系が来たのでパチリ。(うまく撮れませんでした)
「室蘭新道」をくぐります。この道路は、北海道最初の自動車専用道路なのです。
・Wikipedia | 室蘭新道
輪西駅の手前で、例の案内板が…。
私は、基本コースを選択します。初めての道ということで、楽しみ?
輪西駅に来ました。東室蘭駅の隣の駅です。
巨大なサッカーボール? 室蘭ガスのタンクなのです。
室蘭支線の列車からも良く見えましたが、間近で見たのは初めてです。
ところで、なんでサッカーボールなのでしょう? 室蘭といえば・・・北海道の高校サッカーの名門、大谷室蘭高校があるのです。かつては、今以上に “サッカーのまち” でした。
室蘭に本社がある道南バスは、室蘭~札幌間に都市間高速バス「高速白鳥号:を走らせていますが、以前は、大谷高校~札幌間にも「室蘭サッカー号」を走らせていました。
・参考:道南バス株式会社 on X: "【室蘭サッカー号の毎日運行について ...】
高校発の高速バス、珍しくありませんか?(現在は、走っていませんが)
御崎駅です。東室蘭駅から2つ目の駅。
東室蘭駅~御割駅間の営業キロは、4.2km。この線路と並行する道路を進んでいるので、歩いた距離も同じくらいでしょう。
いままで平坦(多少の上りはあり)でしたが、ここを左折すると、しばらく上りが続きます。
その前に、こちらでひと休み。「菓子工房モンパリ」さんです。
食べたくなるんですよね。
さあ、歩き始めましょう。絵鞆半島(室蘭半島)の山越えです。
坂の途中に「御傘山神社」がありました。
境内にあったのは、「天澤泉」。
明治天皇が北海道巡幸の際、御膳水として献上された清水とのことです。
上りが続きます。
ところどころで、室蘭らしい工場群の風景を眺めることができます。
住宅がなくなり、山越えの感じとなりました。(実際、半島を貫く尾根を越えていきます)
日本製鉄の工場群です。この後、何度も眺めることになります。
こんなところにヤギが。
番犬ならぬ番ヤギ、のワケないですよね。
足取り軽く(?)、下っていきます。太平洋が見えてきました。
「潮見公園」に着きました。ここの景色、素晴らしいですよ。
室蘭港側の工場群と、
そして、太平洋を一望。
室蘭の持つ二面性、工業都市てありながら自然豊かであることが、今回歩いたことで分かりました。
※『ブラタモリ』の室蘭編でも、このことが強調されていたように思います。
「イタンキ浜」は、“ 鳴り砂” としても知られています。
私は2度ほど歩いたことがありますが、“鳴り砂” は未経験です。3度目の正直ということで挑戦したかったのですが、本日はパスしました。
海を離れ、市街地方面に進みます。
途中、このような道を歩きました。
平地の少ない室蘭で、このような緑地帯があるのは珍しいかも。
あと約1km!
ゴールしました。
本日の室蘭は晴れ。最高気温は23.3℃。絶好のウォーキング日和でした。
基本コースでは、日本製鉄(株)のお膝元である輪西地区をかすめる感じでしたが、ショートコースでは、地区の商店街などを歩くようなルートとなっていました。
私は基本でしたが、午後に参加した「炭鉄港ミニツアー」では、輪西地区をじっくりと歩くことができました。この時の様子は、いずれ取り上げたいと思っています。
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室蘭では、東室蘭駅前(西口)にある「さっぽろっこ」さんで、こちらをいただきました。
ヘルシーウォーキング終了後、すぐに炭鉄港ミニツアーの集合場所である輪西駅に移動。ツアーの終了は、14:40頃でした。
室蘭の飲食店は中休みの店が多く、ランチには苦労します。私は一旦室蘭駅に行き、駅近くの「天勝」さんでと考えていたのですが。お店に着くと、本日は既に営業終了…。
結局、1時間ほど駅近くの公園で時間をつぶし、東室蘭駅へ。時間は16時過ぎ。そこで、やぅっと遅い昼食にありつけたのでした。
ところで、西口前では、グルメや音楽、縁日を楽しむイベント「ウエストゲートパーク(WGP)祭」が行われていました。
天気にも恵まれ、集まった皆さんも楽しまれたのではないでしょうか。時間があれば私も・・・でしたね。
最後に、このヘルシーウォーキングに参加するために使用した “きっぷ” (札幌~東室蘭間)をご紹介します。
行きは「北斗」4号で4.610円。帰り「すずらん」9号で3.530円。同じ区間なのに、料金が違います。両きっぷともに「えきねっと」で購入しましたが、“トクだ値”の割引率は異なり、乗車日は1.000円以上の差がありました。
この区間には「北斗」と「すずらん」が走っていますが、通常は「すずらん」の方が安く乗車できます。そのため、時間的なことや、気動車特急(「北斗」です。「すずらん」は電車特急)に乗りたい、といった特別な事情がない場合は、「すずらん」を利用された方が、お財布にはやさしいですね。
※ 札幌~室蘭間には、北海道中央バスと道南バスが都市間高速バスを走らせています。そのうち、北海道中央バスは今年11月30日をもって、同区間の路線を終了することになりました。
深刻な運転手不足が、その理由とのことです。
・北海道中央バス | 弊社の高速バス路線の運行終了に関するお知らせ
これを受けて、道南バスがどのように対応するかは現時点では分かりませんが、今後は「すずらん」の需要がより高まる可能性があるのではないでしょうか?
この夏、北海道も例年にないくらいの暑さが続きましたが、最近は涼しくなり、快適なウォーキングができるようになりました。
2025年開催のJRヘルシーウォーキング東室蘭駅編の参加記は、これで終わりとなります。最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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