NHKが海外向けに放送しているのを、ご存じでしょうか? NHK WORLD JAPANという名称で、テレビとラジオ、そしてインターネットで全世界に向けてサービスを提供しています。その内、一部番組(※)は、日本国内に滞在している外国人向けにラジオ第2で聴くことができます。(ところで、今年3月末に第2が廃止されます。番組はどうなるのでしょう?)
(※) 英語が3番組と、中国語、ハングル(韓国語・朝鮮語)、ベトナム語、インドネシア語、タイ語のニュースです。なお、すべての外国語(17言語)番組は、NHK WORLDのウェブサイトで聴取可能です。
・NHK WORLD | 日本で聴くには
今回取り上げるのは、「やさしい日本語(Easy Japanese)」という10分間の番組です。簡単な日本語による日常会話を、英語で教える内容となっています。英語・・・といっても日本語を英語で説明するので、英語番組とはいえ解りやすいかと思います。
番組にはウェブサイトもあり、コンテンツが充実しています。
・Easy Japanese Learn Japanese | NHK WORLD-JAPAN
ビデオ(アニメ)も用意されています。
その中に、「時計台にいます(I’m in the clock tower)」という文例を紹介するレッスンがありました。時計台のあるまちに住んでいる私は気になり、見てみる(レッスンを受けてみる)ことにしました。
・#21 Describing where you are
3分間という短いレッスンですが “Travel Tip”というコーナーもあり、味噌ラーメン、ジンギスカン、スープカレーといった札幌のグルメを、さりげなく紹介していました。
このコンテンツのメインターゲットと思われる訪日(予定)外国人を意識していますね。
前置きが長くなりました。ここからが本題となります。
レッスンには“Today's Kanji”もあり、そこで取り上げられていた漢字は「時計」でした。読み方は、 「とけい」ですよね。
と、思っていたのですが、このコーナーの説明では「Tokee = トケー」でした。えっ、「とけい」と読まないの? 外国人に「トケー」と教えるのですか??
ちょっと調べてみたところ、興味深い記事を見つけました。数学専門の国語教師オニギリさんの note です。
・note | 時計←「とけい」と書いて「トケー」と読む。
オニギリさんの説明によると、日本語には表記と発音にズレがあるということです。例えば、
・洗濯機:「せんたくき」ですが、「せんたっき」と読む
・体育館:「たいいくしつ」 ではなく、「たいくしつ」と読む
なぜズレが生じるかというと、読む時は、発音しやすい方を選ぶから。
確かにそうですね、私も意識することなく自然に「せんたっき」とか「たいくしつ」と読んでいます。
それでは、時計の場合はどうでしょう?
私の場合は、うーん、何気なく「トケー」と言っているように思います。ただ、札幌市時計台のような固有名詞に対しては「さっぽろしとけいだい」と読んでいます。無意識に使い分けているみたいです。
結局、「とけい」と「トケー」。読み方としては、どちらが正しいのでしょう。
平仮名の使い方ですが、国は『現代仮名遣い』でルールを定めました。そのため、時計を「トケー」と発音しても、書く時は「とけい」と書かなければならないとのことです。
ということは、読む場合は「とけい」でも「トケー」でも、どちらでも良い。発音しやすい方で、ということになるのでしょう。
実際には「トケー」の方が発音しやすい、あるいは「トケー」と読むのが普通’(?)なので、このコンテンツでは、そのように説明しているのかもしれません。
日本語、ムズカシイ・・・あっ、正しくは「むずかしい」ですね。
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さて、NHK WORLDの話が出たので、ここからは国際ラジオ放送 Radio Japanの話題にお付き合いください。
画像は、ベリカードとなります。
海外で受信し、受信状態や番組内容を書いた報告書(受信報告)をNHKに送ると、 「確かにあなたが海外で受信したことを確認しましたよ」という内容のベリカード(受信確認証)を発行してくれるのです。
いただいたカードの表面は、日本を感じられるような風景写真でした。外国の方は、私たち日本人以上に喜ぶかもしれません。
裏面には、受信した時のデータが記載されています。
帰国してから日本で投函した場合、受け取った側では、海外で受信したのかどうかを判断できません。そのため、受信した現地の郵便局から差し出しました。
参考までに、スケジュールへのリンクを貼っておきます。
・NHK WORLD RADIO JAPAN | 放送時間・周波数表
海外に行かれる場合、スマホ + モバイルWi-Fiルーター持参で、情報入手には困ることはないでしょう。しかし、いざという時のために、短波の入るラジオを持っていかれた方が安心ではないかなぁ、と思っています。


こんにちは、寝ぼけモモンガ!
返信削除日本語はフランス人にとって非常に習得が難しい言語であり、さらに英語を経由しなければならないとなると、私は途方に暮れてしまいます!しかし、日本に住む外国人にとっては非常に有益な経験となるでしょう。
電波を確実に受信するには、高性能のラジオが必要でしょうね!
良い一週間を。
良い一日を、またお会いしましょう!
Philfffさん、こんにちは!
削除外国語の習得は、難しいですね。
日本の公共放送であるNHKには、ラジオとテレビによる10言語の語学講座があり、内容には定評があります。毎年4月に新しい講座がスタートするので、私も何度か挑戦しましたが、真剣にやろうと思っても三日坊主です。(長続きしないことを、「三日坊主」という四字熟語で表します) 現在は、英語講座を気軽に聴いて、英語と触れる機会を絶やさないようにしています。
私がフランス語を学ぶとしたら・・・まずはNHKの語学講座を長続きさせて、基礎を身に付けたいです。
※ 「三日坊主(Mikkabouzu)」を分かりやすく説明したサイトがありました。(日本語表記となります)
https://idiom-encyclopedia.com/mikabouzu/