2024年10月10日木曜日

【2024年JRヘルシーウォーキング参加記〈富良野駅〉】

10月6日、 JRヘルシーウォーキングの富良野駅開催コースを歩いてきました。

うん? 10月6日?? 伊達紋別駅でイベントウォークがある日じゃないの??? その通りです。しかし、私は、いつでもウォークの富良野を選んだのでした。

札幌駅では、伊達ウォークに参加される方が乗るであろう6:21発の東室蘭行き普通列車をお見送り。それらしい人は、10数名。楽しんできてくださいね。

私はというと、札幌6:35発の岩見沢行きに乗車。(6:57発でも大丈夫) 岩見沢では滝川行きに、そして滝川で富良野行きに乗り換え、10:46に富良野の着きました。

駅ホームで。

バックに写っているのは、乗ってきた列車。キハ40形「紫水(しすい)」です。

駅の窓口で、ヘルシーウォーキングのマップを貰います。

マップは、自宅でダウンロードし印刷すれば、駅到着後すぐに出発できるのですが…。駅で貰うことが、スタートするには相応しいと思うのです。(と都合の良いことを言ってますが、単に印刷が面倒なだけ?) 駅にマップは用意されておらず、駅員さんがわざわざ印刷してくれました。お忙しいのに、手間を取らせてしまったことを反省。今後、いつでもウォークのマップは、家で印刷してきます。

コースマップはコチラです。(別ウインドウで開きます)

※ 今回の富良野コースは、ニセココースと同様、地元の高校生が考えたものです。距離は15kmです。

歩き始めます。が、駅を出たところで、あれっ? どの道に進むのか迷いが…。富良野の市街地中心部は碁盤の目のようになっており、そこを鉄道が斜めに横切っています。そのため、位置関係がよくわからず、慣れるまで少々時間がかかってしまうこともあるのです。

道はわかりました、「ツルハ」さんの前、信号を渡らず右に曲がります。そうはいっても、なぜかスッキリしませんねぇ。

この辺りから、以前にこの道を歩いたことを、ハッキリと思い出しました。もう大丈夫かな。

根室本線の踏切を渡り、

富良野川を渡ります。

土壌改良でしょうか? ヒマワリをすき込んでいました。(遠くで作業されており、コンデジのズームではこの程度)

こちらの風景、富良野らしいですね。

景色に見とれて、真っ直ぐ行かないように。ここを左折し、丘陵地帯に入ります。

こちらも、ヒマワリ畑です。

私たちの目を楽しませてくれて、その後は緑肥として役立つのです。

ヒマワリ畑を通り過ぎると、上り坂となります。それほど “きつく” 感じませんが、真夏の炎天下だと厳しいかも。

ここを左折します。看板(案内板)があるので、わかりやすいですね。

この辺りからは、ぶどう園が多くなります。そして、遠くには十勝岳。

ここを過ぎると、後は下り坂に。

「カンパーナ六花亭」さん(左奥)と「ジンギスカン白樺」富良野店さん(手前右)が見えてきました。

今回は寄りませんでしたが、以前の画像から。(2022.6撮影)

「ジンギスカン白樺」さんで食事したときのもの。本店は帯広市にあります。

10年くらい前に帯広に行った際、本店に立ち寄ったのですが、お休みでした。訪れた時期が悪かった。正月期間中・・・。2年前に富良野店でリベンジ。美味しかったです。

「ふらのワイナリー」さんです。

うーん。十勝岳の全貌を眺めるのは、今回は無理かなぁ。

コースを進むと、高校の横を通りました。

富良野緑峰高校です。今回のコースを考えたのは、ここの3年生。おじさん(私)は、頑張って歩いていますよ~(と心の中で)。日曜日なので、学生さんはいないか。

市街地に戻ってきました。ここが、北海道の中心とのこと。

小学校の校庭に「北海道中心標」があります。正式名称は「北海道中央経緯度観測標」。コースマップ(リンク)の3枚目に、画像が載っています。

「フラノ・マルシェ」さんです。

富良野の美味しいものやお土産など、品数豊富ですよ。

この先、信号のある交差点が、基本コース(右折)とショートコース(左折)の分岐点となります。私は基本コースを歩くのですが、左折し、一旦駅に向かいます。

「唯我独尊」さん。有名カレー店です。

今日はあまり並んでいないかな。

10年前にいただいたカレーです。(2014.5撮影)

ちょっとルーが少ないですねぇ。でも、大丈夫。無料でルーのおかわりが出来るのです!

但し、ルールがあります。お店のカウンターに皿を持っていき、合言葉を言わなくてはなりません。それは、ルーだけに「ルールルル」。ドラマ『北の国から』で、田中邦衛さん演じる黒板五郎が、キタキツネを呼ぶ時に使っていました。

私もやってみました。すると、ルーは元通り(?)。(食べかけの画像をお見せし、申し訳ありません)

「ルールルル」を言う時に、緊張しましたよ。今なら、歳をとって重ねて図々しくなったので、普通に言えるかもしれません。

お腹が空いてきました。高校生オススメのたい焼き屋「あま太郎」さんへ。

ハムたい焼き(ハムマヨネーズたい焼き)をいただきました。ハムとマヨネーズの組み合わせが最高。小腹を満たすのにピッタリでした。

そして、富良野駅に戻りました。

ショートコースなら、これで終了です。参加証明を受けました。

富良野コースを含む “いつでもウォーク” の参加証明受付時間は、原則として9:00~16:00となっています。この後、残りのコース(基本コース後半)を歩きますが、途中で寄り道をすることで受付時間に間に合わなくなるかも? そのため、ショートコースを歩き終えた段階で、証明を受けたのでした。これで、後は時間を気にせず歩くことが出来ます。

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さあ、後半戦スタートです。駅から(フラノ・マルシェ前の)ショートと基本のコース分岐点に戻ります。歩いて10分くらい。

歩道を歩きながら、下を見ると…。

本日2度目の「フラノ・マルシェ」さんを横目に見ながら歩きます。そして、空知川に架かる五条大橋を渡ります。

富良野といえば、“ぶどう” と “へそ(北海道の中心)”。橋の両側には、このようなオブジェがありました。


こちらは、空知川です。

富良野は農業が盛ん。タマネギの貯倉庫や選別場など、大きな関連施設がありました。

「フラノ・マルシェ」さんからは、道道(どうどう)985号線を真っ直ぐ歩いてきましたが、ここを右に曲がります。

基本コース後半は、ほとんど平坦の道でしたが、ここからは緩やかな坂道、

チーズ公園に着きました。ここが折り返し地点となります。

ここにあるのが、「富良野チーズ工房」さん。

こちらをいただきました。チーズミルクソフトです。

牛乳ソフトと少々異なり、チーズのコクを感じました。といっても、くどくありません。美味しかったです。

チーズ公園に着いてから、気づいていたのですが・・・。ふわふわと、白い雪のようなものが舞っているのです。そう。雪虫です。市街地では見なかったのですが、ここは郊外で森の中。季節の進行は早いようです。(雪虫が飛ぶと、数週間後には初雪が降るといわれています)

雪虫は飛翔力が弱いので、風が無い(弱い)暖かい日に飛ぶ、という話を聞いたことがあります。これからの時期は、数が増えることが予想されます。上着などは、雪虫が付きにくい(そして、付いても払いやすい)表面がツルツルとした素材のものを着用されることを、強くオススメします。フード付きが良いでしょう。

歩かれるのでしたら、帽子やマスク、そしてゴーグル・水中メガネがあれば(目に入ることもあるので)完璧かも。見た目は、気にしていられません。それでも、大量発生している時は・・・諦めてください。

ちなみに、こちらの動画は、昨年(20023年)10月下旬に、札幌市中心部にある大通公園で撮影したものです。(手ブレ、ご容赦を)

ひと休みした後は、来た道を引き返します。道道985号線に合流し、小さな川(四線川)に架かる橋を渡ります。そして、すぐに道路を横断し、「↑」方向へ。

左側はカーブに(そして低く)なっており、見通しが悪いのです。そのため、車の発見は(直線より)遅くなります。スピードを出す車も多く、あっという間に接近することも。ここを横断する際は、十分にご注意をお願いいたします。

空知川の堤防上の道を進みます。今回のコースで、一番のんびりと歩くことが出来たのはここかな。

ここでも、雪虫が少々舞っていました。

先ほど渡った五条大橋が見えてきました。この橋を再度渡ります。

渡り終えたところが、ゴールまで「あと約1km」のようです。

後は、本日3度目!の「フラノ・マルシェ」さんの横を通り、富良野駅へ。

ゴールしました。時間は…。

途中で長時間の寄り道をしなかったこともあり、思ったよりも早かったです。

帰りの列車の時間は、富良野発滝川行の16:28。1時間以上も余裕があります。お土産を購入し、遅い昼食を摂ることにしました。15時過ぎということもあり、「唯我独尊」さんも並びは無し。心惹かれたのですが、結局、いただいたのは駅そばです。

富良野駅の駅舎内で営業の「駅立喰 圭子ちゃんの店」さん。

富良野は何回も来ていますが、こちらは初訪問です。

天ぷらそば、いただきました。

天ぷらはお馴染み(?)の、時間が経つとバラバラになるタイプ。(これ、結構好み)

頼んだらあっという間に出てきて、サッと食べて退店。これが良いのです。富良野の駅そば、この先も続けてほしいと思っています。

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高校生が考えたコース、ニセコに続いて2コース目を完歩しました。ニセコの16.5kmを経験した後ということもあるのか、富良野の15kmは苦になりませんでした。天気に恵まれたこともあり、気分良く歩けました。(富良野市の最高気温は22.5℃とのこと)

最後に。移動手段などについて。今回は「一日散歩きっぷ」(2.540円)を使い、札幌~富良野間をJRで移動しました。同区間の片道運賃は2.860円。往復だと5.720円。3.180円もお得に。片道3本/往復6本の列車に乗りましたが、すべて座ることが出来ました。自分的には、めでたしめでたし、でした。


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