10月26日、発寒駅でイベントウォークが開催されました。
発寒(駅)。札幌市にお住まいの人以外には、馴染みがないかもしれません。札幌駅からJR函館本線の小樽方面行きの普通列車に乗車すると、桑園、琴似、発寒中央と停まり、そして発寒駅に着きます。発寒という地名は、発寒川から来ています。「ハチャム・ペッ」(サクラドリ(=ムクドリ)のいる・川)と、アイヌ語由来なのです。(「ハチャム・ペッ」の意味ですが、諸説あります)
・参考リンク:札幌市「地区別の歴史/札幌市西区」
コースマップはコチラです。(新しいウィンドウで開きます)
歩き始めます。スタートは、発寒駅北口です。
北口側には、鉄工団地があります。1961(昭和36)年の国の工場集団化制度によって、札幌市中心部にある企業が、次々と移転してきたのです。ちなみに、発寒駅の南側は、木工団地があります。(以前より規模は縮小しましたが)
・参考リンク:北章宅建「ものづくりの顔を持つ札幌市西区発寒地区と発寒地区誕生の秘話」(不動産屋さんのスタッフプログですが、地域のことなどを取り上げており興味深いです)
駅前(北口側)には、大きな製鉄所があります。「JFE条鋼」さん。JFEスチール傘下の鉄鋼メーカーです。
JFEといえば…。関連会社の「Jファーム」さんで、ミニトマトなどを生産しています。これが美味しいのです。札幌市内では、丘珠地区にあります。直売所「ピリカ札幌」さんが併設されており、購入できますよ。
・参考リンク:札幌市「ピリカ札幌」
マルちゃんでお馴染みの「東洋水産」さんがありました。
こちらは冷蔵庫で、“やきそば弁当” や “赤いきつね”、“緑のたぬき” といった即席麺は、小樽市銭函工場で作られています。
新川の築堤上の道を進みます。
発寒西陵公園で新川とお別れです。
ここでは、少年野球が行われていました。少年たちの元気が、羨ましいですねぇ。
ここからしばらくは、市街地を直進します。そして、西発寒跨線橋を渡ります。橋の上からは、三角山が。
手稲山も見えますね。
地下鉄東西線の宮の沢駅に着きました。
この辺りは、繁華街となっています。閉店した「西友宮の沢店」の跡には、「マックスバリュー」さんが入店しました。(右側の白い建物) オープンは、なんと本日26日でした。
「白い恋人パーク」に入ります。
ハロウィーン間近なので、カボチャがいっぱい。
こちらも、写真を撮っている人が多くいました。
さすが人気の観光地です。日本人はもちろんのこと、中国語圏(中国や台湾など)、イスラム圏(マレーシア?)からの外国人観光客も目立ちました。
「白い恋人パーク」から「宮丘公園」へ。
それほど急な坂ではありませんが、きつく感じました。
ここで、ひと休み。
ここから見る札幌中心部方向。(どちらかというと、中心部より北側です)
反対側です。
ひと休みして、元気をチャージ(?)。公園を出て、道なりに坂を下り、札樽自動車道をくぐります。
国道5号線との交差点近くに来ました。
交通量の多いところです。歩いていると、風に乗って “焼き肉” の美味しそうなにおいが…。これはたまりません。ビール、290円ですか? 容赦なく、誘惑してきます。
そして、「あと約1km」。
ここを通過したらラストスパートです。といっても、スピードは上がらず、のんびりとお散歩気分。
ゴールの発寒駅南口、到着です。
南口の左側に「発寒駅開設記念碑」がありました。
特別出演です。駅外で休んでいたところ、リードを付けられたネコちゃんが、私の足にスリスリ。飼い主さんの許可を得て、撮影しました。(大きめのネコでした。何という品種なのでしょう?)
最後に、歩いての感想などを。発寒駅を利用したのは、今回が初めてでした。鉄工団地を歩いたのも初めて。「白い恋人パーク」や「宮丘公園」も。初めてづくしのコースでした。
「白い恋人パーク」は、ワクワク感はありませんでした(多分、歳のせい?)が、「宮丘公園」は良かったです。
車などではよく通るところでも、歩いてみると、目に入る景色は違って見えるものですね。今回も、楽しませていただきました。
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ウォーキングの後は食事です。発寒駅前に飲食店は “ほぼ” 無いので、札幌駅へ移動。改札内にある「蕎麦紀行」さんの前を通ると、魅力的な幟(のぼり)が立っていました。(お客さんがいたので、撮影は遠慮しました)
店内にあったメニューの画像です。
カレー、かき揚げ(それも海鮮入り)、そば。私の好きなもののコラボです。これは、もう食べるしかないでしょう。
来ました。
私にとって “間違いないやつ” でした。ごちそうさまでした。
※ 滝川駅から徒歩10分くらいのところにある「まるかつ」さんでは、1年を通してこちらと同じような蕎麦(カレーそば + 天ぷら)をいただけます。過去に投稿しておりますので、よろしければお読みください。
・「そば一杯450円~滝川〈まるかつ〉」(リンク)
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