2025年6月20日金曜日

【花魚丼 (ホッケ丼)~ 小樽〈民宿 青塚食堂〉】

小樽に行かれた際、食事をするとなると、運河周辺や堺町通りにある飲食店に入られることが多いかと思います。それでも良いのですが、ここはひとつ、祝津地区まで足を伸ばしてみてはいかがでしょう?

おたる水族館近くに「民宿 青塚食堂」さんがあります。今回は、こちらをご紹介します。

・民宿 青塚食堂

アクセスですが、小樽駅前から「おたる水族館」行きのバスに乗車(約20分)し、終点で下車。そこから徒歩数分です。
海を楽しむのでしたら、船で移動することもできます。小樽港第3号ふ頭(駅から徒歩15分)から観光船に乗船し祝津港で下船(乗船時間20分)。お店まで徒歩10分ほどです。

10:15頃に到着しました。


開店間もない(10時開店)ですが、店前でニシンを焼いていました。


これを見て、頭の中は ・・・ニシン焼きにビール。しかし、今回は車で来たので、アルコール厳禁です。ニシンもパスします。

以前に食べた時の画像はこちら。定食です。(2018.2撮影)


10年以上前には贅沢をして、こちらをいただきました。(2014.7撮影)


うに・いくら丼です。時価だったかなぁ??

メニューは豊富です。ラーメンも美味しいですよ。(2014.07撮影)


(撮影日を見ると、2014年7月に2回も訪れたようです)
食事中に台湾からのグループ客が来店したのですが、私が食べているラーメンを見たのでしょう。中国語は分からないのですが、「拉面(Lāmiàn)」という単語が聞こえてきました。

今回訪れたのは平日の10時台ということもあり、店内は空いていました。私以外には、先客が2グループ。これが、休日や観光シーズンともなると、空いていてもテーブルに「予約席」の札がたくさん置かれることもあるのです。(観光バスで来られる団体観光客も多いので)

さて、本日は「花魚丼」を注文します。以前にいただいて美味しかったので、久しぶりにと思ったのでした。ところで、花魚って?? ホッケのことです。(ホッケは漢字で、魚偏に「花」と書きます)


フリッターのような感じでしょうか、蒲焼風の甘辛いタレがかけられています。ホッケは勿論のこと、タレのしみたご飯も美味しい!

味噌汁には、ベビーホタテが3枚入っていました。


もちろん、身も3つ入っていましたよ。(写っているのは、1つですが)
付け合わせの小鉢は、塩辛(これも美味しい)と漬物でした。

お店周辺は、水族館や歴史的建造物(鰊御殿、番屋、小樽貴賓館)、日和山灯台など、見どころがいっぱいあります。こちらでのお食事前後に訪れて見学することも、合わせておススメします。

2025年6月17日火曜日

【2025年JRヘルシーウォーキング参加記〈北海道医療大学駅〉~ のどかな風景に癒されました】

当別町でのJRヘルシーウォーキング。今年は、北海道医療大学駅で “いつでもウォーク”、ロイズタウン駅で “イベントウォーク ”が開催されます。

5月下旬、いつでもウォークに参加しました。

・コースマップはコチラです。(新しいウィンドウで開きます)

学園都市線の北海道医療大学駅をスタートします。(ゴールは、当別駅です)


学園都市線は愛称で、正式名称は札沼線になります。かつては、札幌駅から留萌本線の石狩沼田駅を結んでいましたが、2度にわたる部分廃止を経て、現在はこの駅が終点となっています。

駅前には、北海道医療大学があります。


ご存じの方(特に道内在住者)は多いかと思いますが、こちらの大学は2028年4月に北広島市のFビレッジに移転予定となっています。

乗車してきた列車が、折り返し札幌に向けて出発していきました。


踏切を渡ります。


振り返ると・・・大学が良く見えますね。


駅からそれほど歩いていませんが、立ち寄りポイントがあります。この案内板が目印です。


パン屋「きみかげ」さんです。

まだコース序盤ですが。

ソフトクリーム、いただきました。パンの購入は、別の機会に。

コースの両側は、広大な農地が広がっています。



上の画像ですが、池に見えますね。実は、水田なのです。

田舎道とあなどっていたのですが…。


意外と車が通るのです。乗用車は勿論のこと、大型トラックやトレーラーも。
調べてみたところ、このまま進むと石狩・小樽方面への高規格道に接続するようです。また、国道275号線札幌方向への抜け道としての利用もありそう。
歩道が無いので、歩く際には車に十分に気をつけましょう。(マップでも注意喚起しています)

旧東裏小学校に着きました。


ご存じ、二宮金次郎像です。


平成・令和に建てられた小学校には、この像は設置されているのでしょうか?

それにしても、停まっている車が多いです。後からも、数台入ってきました。

来校の目的、これだったんですね。


おしるこ、これは、甘いもの好きを惹きつけますね。


かき氷。夏場には、食べたくなります。(おそらく、夏だけの提供でしょうね)

こちらは体育館。


家具工房「旅する木」さんが、ここでオーダーメイド家具を製作しています。
ホームページを拝見したところ、画像からは校内の雰囲気が伝わってきました。

ところで、この旧小学校の斜向かいに、このような案内板がありました。


工事現場事務所のトイレを、一般の人にも開放してくれているのです。ありがたいですね。

こちらは、東雲神社です。



本日(歩いた日)の当別は、この時期としては気温が高め。(お隣の新篠津村の最高気温は25.3℃) 少々バテてきたので、ショートコースに進むことにしました。

のどかな風景に癒されながら、歩いていきます。


当別川を渡り、


堤防上の道を進みます。


そして、阿蘇公園へ。


阿蘇といえば熊本ですね。この公園の名前の由来を調べてみました。

GoogleのAIによる概要は、以下の通りです。
「当別にある阿蘇公園の名前の由来は、町にある「阿蘇岩山」(アイヌ語で「柴の多い山」を意味する「アソ・イワ」が由来)に由来します。この溶岩円頂丘が、熊本県阿蘇山の火山を連想させることから、公園の名前として「阿蘇公園」と名付けられました.」

公園内には、当別神社があります。


ゴールデンウィークには、花手水が設置されます。

・昨年、当別町を歩いた時に撮った画像があります。よろしければ、ご覧ください。
(ブログ記事の最後の方にあります)

隣接して、伊達邸別館や資料館があります。



この辺りは、町の中心部です。昨年は、ゴールを目指す途中にヤギがいました。今年は??
いました! 暑いためか、小屋の中でお休み中。


小屋のある建物の正面に回ってみると。


ヤギの飼い主さんと思われる方のインスタ、見つけました。

駅前通りに入り、


当別駅にゴールしました。


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ウォーキング後は、こちらへ。


駅前にある「ふれあい倉庫」です。地場産品を取り扱っています。

奥にあるのは、「そば切り 高陣」さん。


メニューは、こちらです。


そば屋さんですが、スープカレーもいただけるのです。

数量限定の “アスパラ&野菜”、いただきました。


アップします。


地元産の野菜がいっぱい。嬉しくなります。
具材ですが、定番以外では大根や長芋も。珍しいところでは、ウドも入っていました。私、初めてです。

やさしい味の野菜たちに、ちょっとした苦みのあるウドがアクセントとして加わり、美味しくいただくことができました。ごちそうさまでした。

2025年6月14日土曜日

【北海道・味噌そば ~ 札幌〈蕎麦さとやま〉】

※ 2025.6.18更新。画像を追加しました。

今回は、札幌市東区にある蕎麦屋さんを、ご紹介します。「蕎麦さとやま」さんです。コシの強い田舎そば、細切りの並粉そば、どちらもいただけます。冷たい蕎麦は、合い盛りも提供されています。

こちらが店舗入口になります。

右側にある部屋では、ご主人が手打ちをしています。こちらのお店、殻付きの玄そばを仕入れて、製粉・手打ちまで全て店内で行っています。

・「蕎麦さとやま」公式ホームページ

※ 「馬追そば」の幟が立っています。北海道の石狩平野の南東部に馬追(マオイ)丘陵があり、そのふもとにある長沼町産の蕎麦(玄そば)を使っているようです。

冷たいそば、温かいそば、各種選ぶことが出来ます。


この時は、もりを田舎そばでいただきました。

〔2025.6.18画像追加〕 平日限定となりますが、そばと一緒にプチ天丼を注文することができます。


〔2025.6.18画像追加〕 350円のプチ天丼(あなご)をお願いしました。


プチということで、(大きめの)ご飯茶碗大の丼ぶりでした。具材は、あなご以外に、大葉、なす、にんじん、かぼちゃ、まいたけ。
そばは、もりです。標準では細切り並粉ですが、田舎そばに変更も可能です。つゆ(つけ汁)は、甘さを感じない辛口タイプでした。(しばらく “もり” を食べていなかったので、つゆの味を忘れていました)

今回に限りませんが、ご主人(店主さん)は、そば打ち部屋と調理場を行ったり来たり。お忙しいのに、それを感じさせることはありません。入店時もそうでしたが、会計後にお店を後にする時にも、そば打ち部屋から挨拶していただきました。感じが良いですね。

さとやまさんでは、「特製カレー南蛮」が有名です。


「さとやま活火山」という名前です。カレー南蛮と謳っていますが、スープカレー寄りでしょうか。辛さは4段階。さとやま、モエレ、ニセコ、タイセツと、高い山になるほど、特製調味オイルとスパイスが増量され、辛さやうま味が増すと同時に、完食(山だけに登頂)が難しくなるとのこと。

画像は、一番辛くない “さとやま”  のせいろです。温泉玉子をトッピング。

蕎麦湯も提供されるので、最後に残ったつゆを割って飲むのも良し。麺を食べ終わったら、別に注文したライスで、スープカレーのように食べるのも良し。

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さて、久しぶりに「さとやま活火山」を注文するつもりでしたが、メニューを見ると・・・。

「北海道・味噌そば」(ピリ辛)! 確か、以前にはなかったハズ。


蕎麦と味噌。そば味噌はありますね。しかし、味噌そばは…。蕎麦を味噌ベースのつゆ(汁)で食べることなど、考えもしませんでした。蕎麦と味噌が結び付きません。やはりここはカレー南蛮にしようと思ったのですが、味噌そばが気になります。

しばらく悩み(大袈裟)、結局注文したのは、温かい味噌そばでした。どんな味なのでしょう??

来ました。


ビジュアルですが、蕎麦に見えません。肝心のお味は…。

ん? 味噌を感じません。うーん、何と表現したら良いのか?? 具材は、ネギ、クルミ、唐辛子(韓国産を油で炒めたものとのこと)、肉みそ(こちらも教えていただきましった)、トッピングの温泉玉子です。
食べ進めていくうちに、なんとなく味をイメージできました。担々麺のスープに近い感じでしょうか。

レンゲは通常のものと穴きのもの、2種類が用意されています。細かくしたクルミや、底に沈んだ挽肉を食べるには、穴あきの方が良いですね。お店側の配慮に納得です。

初めての味に戸惑い(?)つつも、完食しました。このような食べ方も出来るんですね。ご主人、さすがです。ごちそうさまでした。

※ ホームページのお品書きには、“麻辣(マーラー)商品(ピリ辛味噌ベースです)” として紹介されていることに、後から気づきました。なーんだ。
あれ? もしかすると、 以前は “麻辣そば” のような名前で、メニューに載っていたのかもしれません。

さて、後日、今度は冷たい味噌そば(せいろ)をいただきたく、伺いました。


ネギ、唐辛子、肉みそ、トッピングの温泉玉子は分かりますが、クルミが見当たりません。でも、つゆ(つけ汁)にはクルミの風味が感じられます。せいろということで、食べやすさを考え(クルミを)ペースト状にしたのかもしれません。

冷たい蕎麦ということで、麺に強くコシを感じられ、温かいのと比べると濃いめの汁との相性も良いように思いました。個人的には、冷たい味噌そばが好みです。ごちそうさまでした。