2025年3月2日日曜日

【2020年開催・石狩沼田ウォークを振り返る】

石狩沼田駅のある沼田町は、北海道のほぼ中央に位置します。この町を、JRヘルシーウォーキングで歩きました。

・石狩沼田駅のある沼田町のご紹介https://www.town.numata.hokkaido.jp/section/soumu/ujj7s3000000090n.html

沼田喜三郎が故郷である富山県砺波地方から18戸の移住を勧誘して、沼田町の基礎を築きました。それ以前に彼は小樽で精米業を始め、後に小樽の豪商の一人に数えられるまでになっていました。

小樽観光に行けば、おそらく殆どの人が訪れるであろう堺町通りがあります。その通りの東端にあるのが、観光客に大人気の「蒸気からくり時計」です。背後には「小樽オルゴール堂」さんの本館がありますが、元々は沼田喜三郎が起こした精米業・米穀業「共成」の建物でした。(2023.12撮影)


・参考リンク:: 小樽市 | 小樽市指定歴史的建造物第17号【旧共成(株)】

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「いつでもウォーク」として毎年開催されている石狩沼田ウォーク。過去2回参加しました。2020年は基本コース(約9km)、2022年はショートコース(約5.5km)です。

今回は、2020年の基本コースを歩いた時のことを取り上げます。(一部の画像は、2022年撮影のものも使いました)

・コースマップです。(新しいウィンドウで開きます)https://www.jrhokkaido.co.jp/travel/walking/pdf/itsu2024_08.pdf

駅前には、「観光案内」と「夜高あんどん祭り」の説明が掲示されていました。(以下の画像2枚は2022.9撮影)


夜高あんどん祭りは、北海道三大あんどん祭りの一つです。(他は、知床斜里ねぷた、八雲山車行列) 大型のあんどんをぶつけあう、北海道唯一の「喧嘩あんどん」です。

・夜高あんどん祭り公式サイト  https://numata-youtaka.com/

町の中心部を歩きます。面白い看板がありました。

町営バスが整備中(?)。

車体に描かれているのは、夜高あんどん祭りのキャラクターでしょうか?

町の中心部を抜けると、このような光景が広がります。

沼田町は、北海道有数の稲作地帯です。時期が早ければ、黄金色に染まった稲穂が一面に広がる光景を見ることができたかと思います。

このコース一番の見どころは、「本願寺駅逓」です。



駅逓とは、幕末から昭和初期まで北海道辺地の交通補助機関として、宿泊・人馬継立・郵便などの業務を行う制度。半官半民の駅逓取扱人が運営を行いました。(Wikipediaより)
継立(つぎたて)? 聞き慣れない言葉が出てきました。宿駅(駅逓所)で人馬を替えて、貨客を送り継ぐことです。

・本願寺駅逓については、文化遺産オンラインで紹介されています。

※ 通常は施錠されており中に入れませんが、入館希望の方は沼田町教育委員会に問い合わせてほしいとのことです。

この光景、美瑛にちょっと似ていますね。

コースの北西端を右折し中心部方向へ。歩道が工事中で砂利道でした。非常に歩きづらかったことを覚えています。

このコースの参加者(完歩者)には特典があります。受付証明をする「まちなかほっとタウン内物産サービスセンター」で沼田町特産完熟トマトジュースを1缶いただけるのです。美味しかったですよ。

そして、ゴールです。

ウォーキング後は、美味しいと評判のカレーそばをいただけるということで、役場近くの「なかやまそば屋」さんへ。

入店すると、お茶ではなく、飲みやすくされた “そばつゆ” が提供されました。これは珍しいですね。

残念ながら同店は、2022(令和4)年に閉店してしまいました。

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沼田町のお隣にある秩父別町では、町特産のブロッコリーを麺に練り込んだ「ちっぷべつ緑のナポリタン」をいただくことが出来ます。よろしければ、いかがでしょう。

・過去記事:【緑のナポリタン~秩父別町〈キッチンハウス小島〉https://hokkaido-walking.blogspot.com/2024/11/blog-post_27.html

※ 沼田町から秩父別町へは、JR(沼田駅→秩父別駅)で6~7分。バス(空知中央バス・沼田駅前→秩父別役場)で10分です。お店は役場近くにあるので、バスの方が便利です。ただ、バス・JRともに、本数は少ないです。あと、お店の営業時間にもご注意を。


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