今年(2025年)も、JR北海道の苗穂工場が一般公開されます。
日時は、9月6日(土) 9:30~15:00 です。
私は、今から10年前の2016年に見学しました。
その時に撮った画像と動画を紹介したいと思います。こんな感じなんだ、と雰囲気だけでも伝われば嬉しいです。(一部、2016年撮影以外の画像も使用しています)
〔C62-3牽引体験乗車〕
SLの自走ではなく、ディーゼル機関車による牽引です。それでも動くSLに乗りたい! 運転席に乗りました!!
札幌駅側から「牽引車+客車+SL」の3両編成となっていました。
SLの後ろは、
客車として使われていたのはキハ40-1705。牽引担当はディーゼル機関車です。この黄色いのは、DE15-2516ですね。
〔車両への台車組込〕
旅客車解艤装場で。20tクレーン2基で、721系が吊り上げられて移動してきました。
迫力満点!
そして、組み込みへ。
〔車両移動作業〕
785系に入換用軌陸車を連結し、トラバーサーから移動中。
ところで、トラバーサーとは? 重量物を水平方向に移動させる装置のことです。鉄道車両基地では、車両を線路間で移動させるために使用されます。
こちらに一両が収まるのです。
軌陸車についても、触れておきましょう。軌道(線路)と陸(道路)の両方を走行できる車両のことです。
ナンバーの付いた公道を走れるタイプもあり、線路の保守作業などで活躍しています。(2017.9.16 室蘭 一般公開時のJR貨物輪西車両所で撮影)
2019年にも一般公開されたようです。
・参考:JR貨物 | 輪西の地で皆様に 鉄道貨物フェスティバル
〔C11-171入場中〕
釧路運輸車両所所属車ですが、ここでご対面。
〔エンジン展示〕
気動車の心臓部、エンジンが展示されていました。
工場内には架線は張られていないのですが、ここは例外。
下の画像は、2019年の工場公開時に撮りました。(2019.9.7撮影)
工場外周に設置されている試運転線です。気動車のみならず電車も試運転するので、架線が張られているのです。
南東側に張られたフェンスの向こう側は、苗穂運転所です。苗穂工場と隣接しています。
苗穂工場(左)、苗穂運転所(中奥)、そして苗穂駅(右)の位置関係は、下の画像で。(2023.6.24撮影)
「苗穂駅自由通路」から東方向を眺めています。この自由通路は駅舎内を南北に移動することのできる通路ですが、面白いことに中央区(南)と東区(北)にある苗穂駅前広場を結ぶ「苗穂駅前広場連絡歩道」(道路番号 8・6・38)という歩行者専用道路でもあるのです。
工場内の食堂もオープンしていました。
カレーライスをいただきました。大きめの具材に、思わず笑顔に。
そして、2019年にも食べていました。(2019.9.7撮影)
2016年と比べると洗練(?)された感じでしょうか。個人的には、2016年の方が好みですねぇ。
毎月、第2土曜・第3土曜開館の「北海道鉄道技術館」も、工場公開に合わせて開館されます。気動車運転コーナー、特に子どもたちに人気です。(2018.11.18撮影)
※撮影日は日曜日です。この日は苗穂駅でJRヘルシーウォーキングが開催されており、その参加者向けに臨時開館されました。
他にも、いろいろとイベントがあります。
鉄道好きな方はもちろん、そうでない方も、訪れてみてはいかがでしょう。
工場見学ができて、とても興味深いです。鉄道ファンではありませんが、こんな工場に入ることができたら嬉しいです!
返信削除シェフが変わったので料理も少し変わったかもしれません!
コメントありがとうございます。
削除鉄道の工場や車両基地の見学は、鉄道好きでなくても十分に楽しめるかと思います。それと同時に、ここで働く人がいてこそ、私たちが安心して列車に乗れることを実感できる機会でもあります。
食堂ですが、Philfffさんが推察されているように、料理担当のスタッフ(業者も?)が変わった可能性はありますね。