2025年10月13日月曜日

【2025年JRヘルシーウォーキング参加記〈星置駅〉~ 秋晴れの中、快適なウォーキングを楽しめました】

2025年10月11日(土)、星置駅で開催の “イベントウォーク” に参加しました。

星置(駅)ってどこ?
札幌市の西側、お隣の小樽市に最も近いところです。「星置駅」の西に向かって一つ隣の駅は「ほしみ駅」。その隣は、小樽市の「銭函駅」となります。

私の居住する地域の最寄り駅は「苗穂駅」ですが、今回は「札幌駅」から乗車。その前に、朝食をいただきました。駅そば、です。

にしんそば。好きなんですよ。寒い時期にホームで食べるのは最高ですね。

過去記事でも取り上げましたので、よろしければお読みください。
・札幌駅ホームで立喰い〈そば処 弁菜亭〉

新千歳空港行き快速エアポートが発着する5・6番ホームのお店は、営業時間が8:00から。7・8番ホーム売店では、これより早く営業(6:45~)します。(2025年10月現在) 8時前に食べたい時は、7・8番ホームへGO!


「星置駅」に着きました。
ここの駅、特徴があります。改札口を通り北口に出る場合は階段を2階分下がりますが、南口へは階段2階分を上がるのです。

線路は切り立った崖の下を通っています。



この崖は、ほしみ駅方向に1km続いており、最も高いところは線路から20m以上あるそうです。

星置駅周辺は、この崖の上と下に分かれています。そのため、駅の出入り口を工夫する必要があり、南北の駅出入口の高さに違いがある、というワケなのです。

※ なぜこのような崖ができたのか? という話も面白いのです。“縄文海進” も関係しています。ご興味のある方は、こちらの書籍を読まれるとよろしいかと思います。
・『新版 歩こう! 札幌の地形と地質』(北海道新聞社)


さあ、出発しましょう。

・コースマップはコチラです。(新しいウィンドウで開きます)

駅南口(崖の上の方)からスタートします。

しばらくは、上りが続きます。


国道5号線を超えてからも。

今回のコースで最も高いところです。ここを右折します。

今度は、下り。天気が良いですねぇ。石狩湾の海が見えてきました。

以前歩いた時(確か2年前)は。曇りから少雨という天気で、海を見ることはできませんでした。天気が良いと、景色が楽しめますね。参加して良かった!

「星置神社」です。

「星置開基百年碑」がありました。


星置地区は、広島からの入植者によって開かれたのですね。

この神社も、高いところ(崖の上)に位置しています。下から見上げると…。

再び国道5号線を超え、JR函館本線を跨ぎ、下っていきます。石狩市に設置されている風力発電の風車も見ることができました。

おっ、酒の「えびすや」さん! 営業しているの?

売物件でした。市内に数店舗ありましたが、何年前に閉業したのでしょう? 昔は酒のディスカントといえば、こちらでしたね。

山肌が見えます。山の名前は? 標高536.7mの銭函天狗山でしょうか??

「星観緑地」に入ります。

JRヘルシーウォーキングのマップに掲載されている説明によると、面積は19.5haとなっています。東京ドーム約4個分くらい。広いですねぇ。緑も多く、歩いていて気持ちが良かったです。

ところで、星置、ほしみ、星観、と星(ほし)が付く駅名や地域名などがありますが、“星”とは直接関係ないようです。

「星観緑地」から下手稲通へ。こちら、有名なラーメン店です。

「きちりん」さん。自宅からは遠いのですが、仕事で近くに行った際には訪れていました。定番は「塩ラーメン +チャーハン」かな?

近くには、「べんべや」さんがあります。スィーツ好きの方は、こちらでしょうか。

「山口運河」沿いの散策路に入ります。

運河の説明は、こちらで。


水は少なく、カモは今回いませんでした。


この道を進むかどうか、少々迷いました。(右側には、農地横の歩きやすい道があるので)


柵の左側には、手稲山口川が流れています。

立派な石垣で補強(?)されているところがありました。


そして、再び下手稲通へ。「星置スケート場」がありますね。


1985(昭和60)年、札幌市出身の故江守栄作氏(当時東京都アイスホッケー連盟会長)から寄附を受け、同年12月に開館したとのことです。
・札幌市 |  星置スケート場

さあ、選択を迫られるポイントです。私は、基本コースに進みます。

この先の信号を渡ったところで、かなり迷いました。(渡ってから)すぐに左折するのか、ちょっと進んで左折するのか? 

私の前を歩いていた人は、すぐに左折。しかし、マップを見ながらどちらに進むか迷っている人は、追従せず。
後ろから来た人は、まっすぐ進み、すぐ先を左折していきました。案内板が無いのに・・・あっ、あった! 柵に隠れて、近くに行くまで気づきませんでした。


きれいな「明日風公園」で、ひとやすみ。


手稲山山頂のアンテナ群も、ハッキリと見えますね。


右側のえぐれたような部分は、約5万年前の山体崩壊の跡です。ものすごい規模であったことが想像できますね。

公園を出て、歩き始めます。
「手稲山クリニック」さん。名前の通り!


「手稲土功川」沿いの遊歩道に進みます。


この川は、周辺地区の湿地帯を干拓するために、下手稲土功組合が造った排水溝です。(JRヘルシーウォーキングのマップ記載の説明より)
記事の最初の方で、星置駅が位置する崖に縄文海進が関係していると書きました。崖の下に広がっている地域は、5500~6000年前は海でした。その後、水が引いて陸地となりましたが、ここ一帯が湿地であったことを納得できるのではないでしょうか。(崖は、海の波によって削られて出来たものでした)

この先の右側は、こんもりとした森が広がっていそうですが…。


実は(というほど大袈裟ではないのですが)、札幌運転免許試験場があるのです。マップを見ないと分からないですね。

星置駅の北口にゴールしました。(あっ、「あと約1km」の案内板を見落としました)


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今回は、天気に恵まれ、快適なウォーキングを楽しめました。気温も下がり、体も軽快に動くようになってきました。
JRヘルシーウォーキングですが、今年度の終了まで1ヶ月を切りました。ポイント獲得のため、追い込みをかける参加者もおられるではないでしょうか?
健康には気を付けて、最後までウォーキングを楽しみましょう。

3 件のコメント:

  1. こんにちは、ウォーカーさん!また素敵なハイキングですね!私はフランス人で、朝はパン、バター、ジャムの朝食を食べてコーヒーを飲むのですが、ニシンそばは温かいのでしょうか?ニシンは燻製ですか、それとも調理済みですか?我が家では朝の魚の匂いはあまり心地よくないんです!これはきっと慣れの問題ですね!またすぐにお会いしましょう。こんにちは。

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    1. Philfffさん、こんにちは。日本の食(文化)に関心を持たれたようで、嬉しく思います。

      温かいそば(蕎麦)の上にのっているニシンですが、これは身欠きニシンの甘露煮です。Wikipedia日本語版に説明がありますので、URLをお知らせしておきます。
      ・身欠きニシン
      /https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BA%AB%E6%AC%A0%E3%81%8D%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%83%B3
      ・甘露煮
      https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%98%E9%9C%B2%E7%85%AE
      Google翻訳などでフランス語に訳され、お読みいただけたらと思います。
      札幌駅のホーム上にある蕎麦屋は、本格的なものではなく「立ち食いそば」と言われているものです。
      ・立ち食いそば・うどん店(この記事には問題があるようなので、ご参考までに)
      https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%8B%E3%81%A1%E9%A3%9F%E3%81%84%E3%81%9D%E3%81%B0%E3%83%BB%E3%81%86%E3%81%A9%E3%82%93%E5%BA%97

      これからの季節、駅で列車を待つ間、寒いホーム上で食べる温かいそばは最高ですよ!

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    2. 返信をいただけて本当に嬉しいです。10月13日以降、新しい記事を書いておられず、私の記事も読んでいないので、あのハイキング以来ひどい風邪をひかれたのかと思っていました!お元気そうで何よりです。

      実は、甘ニシンって食べたことないんです!見たこともない!日本食レストランで聞いてみないと。
      またすぐにお会いしましょう。良い一日を!

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