2025年7月19日土曜日

【植物性原料使用のつゆでいただく蕎麦 ~ 小樽〈なかや〉】

小樽には、美味しい蕎麦屋さんがたくさんあります。その中で、気になるお店がありました。今年で開業4年目となる「なかや」さんです。小樽に行く機会がありましたので、いただくことにしました。

場所は、JR南小樽駅近くです。伺ったのは7月中旬の日曜日。10時半にオープンとのことですが…。

あれっ? 暖簾が上がっていません。定休日?? 店舗ドアに営業時間や定休日のお知らせが貼られており、それによるとオープンは11時とのことです。(店主さんはお忙しくて、ホームページの営業時間の更新などに時間を割けないのかもしれませんね)

11時(少々過ぎましたが)になると…。

営業開始となりました。

こちらのお店のホームページでは、店主さんの修業先などを含めて、こだわりやメニューなど詳しく紹介しています。 

※ 営業日時や価格など、最新のものとなっていない個所もあります。(2025.7中旬現在)

店内は、結構奥行きがあります。私が座った位置からは、このような感じでした。


写ってはいませんが、小上りもあります。

メニューから “信州辛味おろし” を注文します。こちらを見ながら、蕎麦が来るのを待ちましょう。


お出汁に使っている素材はすべて北海道産
調味料もすべて植物由来のもの。
大豆、昆布、椎茸、玄米など無農薬なもの 天然物 自然栽培されたものが
お出汁のもととなっています。

と書かれています。そうなんです。ここでは、植物性の原料しか使っていないのです。これは珍しいのではないでしょうか。

お店のインスタグラムによると、砂糖・蜂蜜も未使用とのことです。

私はビーガンではありませんが、ここのつゆがどのようなものか味わいたくて、今回訪問したのでした。

来ました。信州辛味おろし。価格は、1.100円(税込)。


新得町はら農場さんから仕入れた玄そばを自家製粉した二八そば。

最初に蕎麦(麺)だけをいただきました。そして、次につゆを味わうと…。おー、今まで体験したことのない味。うーん、なんと形容したら良いのかなぁ?? 椎茸と玄米の風味は感じます。

蕎麦をつけて、食べてみます。カツオ節やサバ節を使ったつゆでいただくのとは、全く違います。「蕎麦(植物)×つゆ(植物)」で優しい味わい。「おっ、旨い」ではなく、食べ進めていくうちに、しみじみ美味しさを感じてきます。

食べ終えて、これはアリと思いました。涼しい(寒い)時期に伺うのであれば、温かいつゆでいただきたいですね。


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