2024年8月4日日曜日

【丘珠空港の滑走路を歩く・そして格納庫見学も(2023年)】

※ 2024.8.9更新。今年(2024年)も「空の日」イベントとして、丘珠空港の滑走路ウォークとHAC格納庫見学会が開催されます。詳しくはコチラで。(リンク)

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昨年(2023年)の9月10日、「空の日」イベントとして「丘珠空港:早朝♪滑走路ウォーキング&HAC格納庫見学会」が開催されました。

・参加募集のお知らせはコチラでした。(リンク)

このようなイベントがあることを私は知らず、友人が教えてくれました。(そして申し込みも) この場をお借りして、「◯◯(友人の名前)、ありがとう」。

今回、その時の模様を、画像を交えて振り返ってみました。

※ 撮影と画像のブログ掲載は、主催者ならびに陸上自衛隊丘珠駐屯地の許可をいただいております。

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ところで、丘珠空港をご存知でしょうか? 札幌の中心部から6kmほど離れた市北部に位置する小さな空港です。主に札幌と北海道各地を結んでいる他、本州の八戸(三沢)、秋田、新潟、松本、静岡、そして名古屋(小牧) にも飛んでいます。ただ、滑走路が1.500mと短いので、ジェット機使用のFDAフジドリームエアラインズ便(札幌丘珠~松本・静岡・名古屋小牧)は冬季間は休航となります。

詳しくお知りになりたい方は→札幌市「丘珠空港ってどんな場所?」(リンク)

開催日当日は、空港に早朝4:30集合。公共交通機関は動いていないので、自家用車で空港へ。4:10頃に駐車場に到着。私の後も、どんどん車が入ってきます。

4:30に1階のロビー入口で受付スタート。2階に移動し、注意事項などの説明を受けた後、再び1階へ。50名ずつ2班に分かれて、1班につき2台、計4台のバスに分乗し移動します。私たちの班は、先にHAC格納庫を見学し、その後、滑走路ウォーキングをすることになりました。

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HAC格納庫に到着です。見学時間は約30分。

HAC機が3機。自衛隊のヘリコプーターが1機、消防車が1台、そして、飛行機の翼に液体を散布するための作業車1台が展示されていました。

※ HAC=Hokkaido Air System Co. 北海道エアシステムです。

HAC機。格納庫左側の手前に展示。

格納庫左側の奥に展示されていたHAC機。この機体には、同じJALグループの “JAPAN AIR COMMUTER” の文字が。

こちらは(格納庫)右奥に展示のHAC機。

飛行機を格納するだけあり、さすがに広い。そして、天井も高いこと。

陸上自衛隊のヘリコプター UH-1Jです。

こちらが、諸元・性能の説明となります。

消防車です。かっこいい!

オーストリア製なんですね。

こちらは、翼に液体を散布する作業車です。この車があってこそ、冬場も安全に飛行機を飛ばすことができます。地味ですが、存在は大きいです。

液体は、以前は無色でしたが、現在はオレンジ色(氷を取り除く)・緑色(新たな着氷を防止)と、役割によって色を付けているとのこと。丘珠空港では、色付きの液体は、今シーズン(今年の秋以降の降雪期)から使われるようです。

・参考リンク:NHK「離陸前の飛行機に緑色の液体…いったいなぜ?

ワクワクが止まらない格納庫見学を終え、再びバスに乗り込みます。

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丘珠空港の滑走路は、“北西ー南東”方向に伸びています。北西側の端近くで、バスを降ります。そして、空港職員の説明を聞きながら、歩いていきます。こちらも時間は30分くらい。

滑走路灯を明るくしてくれました。粋な計らいですね。

滑走路灯のアップです。東芝製。

それにしても、タイヤ痕が凄い!

滑走路に溝があることは知っていましたが、直接見たのは初めてです。

この溝ですが、滑走路の水はけを良くするためのつけられているとのこと。これで滑りにくくなるのですね。海外の滑走路には、溝が無い場所も多いそうです。

これを見て、維持管理は大変とはいえ、日本の安全対策はさすがと思わすにはいられませんでした。

このレーダーの説明もありました。

説明が難しいできないので、以下を参照していただければ。

・参考リンク:総務省「精測進入レーダPARの概要

このような感じで歩きました。遠くには、ウォーキング終了後に乗車するバスが待機しています。

滑走路の半分を歩き終えたところで、バスに乗り込みます。

イベントの予定終了時間を過ぎていたことから、HAC機を格納庫から出す作業が始まっていました。そのためバスは暫し足止め。そして、空港ロビー前に着き、記念グッズをいただいた後、解散となりました。

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貴重な体験ができた楽しいイベントでした。

滑走路ウォークですが、今年は高知龍馬空港で開催されます。(2024.8.4時点での判明分)

・空の日イベント「高知龍馬空港ランウェイウォーク」(リンク)

今後も、どこかの空港の滑走路を歩くことができるかもしれません。機会があれば,参加されてみてはいかがでしょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。



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