2024年8月7日水曜日

【網走ウォークを振り返る】

網走といえば…。流氷のイメージがあります。オホーツク海に面しており、冬は流氷が接岸。漁業が盛んなマチです。市の人口は、32.331人。(2024年7月末時点)

映画「網走番外地」から網走刑務所や同映画主演の高倉健さんをイメージされる方も、おられるかと思います。私もどちらかというとそうですが、番外地シリーズは、テレビ等で切り取られた映像しか観たことがありません。健さん主演の映画をきちんと観たのは、「幸せの黄色いハンカチ」が最初でした。それもテレビで。ネットの無い昭和の時代、テレビでよく映画を放送していたのです。

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JRヘルシーウォーキングでは、毎年のように網走コースが設定されていました。(今年は無いですが)  3回ほど参加したことがあり、2018年5月に基本コース、2022年5月にはショートコース、そして昨年(2023年)10月にイベントウォークとして基本コースを歩きました。各回参加時に写真を撮ってはいましたが、枚数は多くなく、被写体に偏りもありました。

そこで、今回は参加した3回分の画像を一緒にして(混ぜて)紹介することで、網走ウォークを振り返ってみることにしました。紅葉していると思ったら桜が咲いているなど、画像に統一感を感じられない箇所があるのは、そのためです。その点、ご容赦ください。

ウォーキングマップですが、以下のサイトに略図が掲載されていましたので、リンクを貼らせていただきました。※ 3コース掲載されていますが、一番下が網走コースです。

・北見市 JR石北本線応援団「JRヘルシーウォーキング2022」(別ウインドウで開きます)

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それでは、始めていきましょう。スタートの網走駅です。

駅名看板は横書きが多いのですが、ここは縦書き。これには理由があるのです。

駅の西側にある踏切に来ました。車は通ることが出来ません。(自転車は大丈夫?)。ここを渡ります。見る限り、かなり危ない感じがしませんか?

「ふみきり注意 とまれ!」、「危険」、「止まれ見よ」。そして英語でも “DANGER ZONE”、他…。

実は、ここには列車が接近した時に知らせてくれる警報機や遮断機が無いのです。第4種踏切といいます。横断するには、十分な注意が必要です。

踏切の種類については、こちらがわかりやすいです。

・国土交通省「踏切道の種類」(リンク)

このような看板を見つけました。天才ビートくん、網走のイメージキャラクター?

「天才ビートくん」は甜菜(てんさい、ビートのこと)から作られた体に優しいお砂糖(黒ビート糖)とのことです。商品名なんですね。

網走川です。市内を東西に流れています。

架かっている橋のひとつ、鏡橋を渡ります。


すると、そこは網走刑務所です。重厚な赤レンガの正門が目の前にあります。

場所柄、画像のブログ掲載を躊躇したのですが・・・。網走刑務所に問い合わせたところ、掲載しても問題無しとの回答をいただきました。

こちらが、説明板です。

刑務所正門前には、刑務作業製品展示即売所があり、受刑者が作成した製品の展示・販売をしています。いろいろな製品がありますので、一度覗いてみてはいかがでしょう。

※ 刑務作業製品はCAPICというブランド名で、インターネットでも購入可能です。

このようなメモ帳もあります。表紙は、静岡刑務所のイメージキャラクー、しずちゃん、おかちゃんです。(こちらは、札幌刑務所前の刑務作業製品展示即売所で購入しました)

刑務所前で折り返し、再び網走川を渡ります。そして、左折すればショートコース、直進は基本コースです。

基本コースは「博物館 網走監獄」を目指します。途中からは上り坂。

「博物館 網走監獄」に着きました。


こちらは正門。先ほど見た刑務所赤レンガ正門と同じ?? その通りです。こちらは、(本物の)再現建築なのです。


入口には門番(本来なら刑務官)が入口に立っていました。大変だなぁ、と思ったのですが、近寄ると・・・人形でした。

説明板です。先に紹介した「網走刑務所の建造物について」と合わせて目を通していただければ。


この博物館の敷地面積は、東京ドーム3.5個分相当。その中に、建物が点在しています。滞在時間の目安は1~2時間とネットに出ていましたが、じっくりと見るなら少なくとも3時間くらいはかかるかと思います。

「監獄食堂」という名前のお食事処もあります。こちらは博物館の外にあるので、入館料は不要です。

メニューに監獄食もあります。網走刑務所の収容者が実際に食べているものを再現したものとのことです。

いただきました。率直に言って、美味しかったです。このような食事を摂っていると健康になれそう。

博物館を出てからは、天都山まで続く道を上っていきます。これが結構きつい。途中からは、車道を分かれ遊歩道に入ります。

そして、再び車道と合流。

天都山にある「オホーツク流氷館」に到着です。天都山は標高207m。この施設の3階展望テラスからの眺めは素晴らしいです。

オホーツク海側です。春と秋、両方の画像を。(アングルは少々違います) 下の画像で見える山は、斜里岳(右)、海別岳(左)。濤沸湖(涛沸湖)もなんとか写っています。その手前に藻琴湖があるのですが・・・。


こちらは内陸側。左は網走湖、右奥は能取湖。(こちらは似たようなアングル)


「オホーツク流氷館」の地下は有料施設となっており、オホーツク海に生息する珍しい生き物や流氷(本物)を見ることができます。

ご存知、クリオネです。

こちらはナメダンゴ。体調5cmほど。岩の隙間や海藻に隠れて生活しているそうです。かわいい♪

もう1枚。

流氷館を後にし、ひたすら下っていきます。

道の駅「流氷街道網走」では、こちらをご覧ください。帽子岩です。シルクハットの形をしていますね。

旧網走刑務所正門が、長専寺の山門として残されています。大変貴重なものです。

説明板です。

「凡の風」。この幟を見て「!」と来た貴方は、かなりのラーメン通(つう)。

札幌の名店が網走に店を出しているとは、知りませんでした。ラーメンフリークの頃の私なら、即入店していたかも。

そして、ゴールの網走駅に戻ってきました。太陽の周りの光の輪「ハロ(HALO)」が迎えてくれました。(ハロは天気が下り坂のサインだそうです)

帰りは、特急「オホーツク」で。札幌~釧路間を結ぶ特急「スーパーおおぞら」などで使用されていたキハ283系ですが、現在は札幌~網走間で活躍しています。

以前は、キハ183系を使用していたのですが、レア車の104番が運用に入ることもありました。(2016.6札幌駅で撮影)

外観から「白ボウズ」と呼ばれていました。このようなイメージでしょうか?

※ 「いらすとや」さんのフリー素材集からお借りし、加工しました。

・かわいいフリー素材集「いらすとや」(リンク)

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参加した3回分の画像をまとめた網走ウォーク(基本コース)。最後は脱線しましたが、いかがでしたでしょうか?

雰囲気だけでも伝わっていれば幸いです。



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