※ 2024.8.24更新。追記しました。
2023年以前に参加したヘルシーウォーキングを画像と共に振り返る不定期シリーズ(?) 。今回は根室ウォークを取り上げます。
根室ウォークは、いつでもウォークとして毎年開催されています。そのため、参加しやすいとも言えるのですが、なにしろ根室は遠いです。札幌からJR利用で日帰りは可能とはいえ、現地滞在は長くても2時間半程度。基本コースが8kmの設定なので、その間に歩けないことはないのですがギリギリかと。
せっかくの根室です。滞在時間を増やし、ウォーキング以外にグルメや観光を楽しむためにも、宿泊をご検討をされた方がよろしいかと思います。
私は前日、釧路に宿泊し、当日の一番列車で根室入りしました。
6月中旬でしたが、朝8時頃の気温は8℃。涼しい寒い。
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それでは、歩いていきましょう。
ウォーキングマップはコチラです。(別ウインドウで開きます) 今年開催のマップですが、私が歩いた2022年とコースは同じです。
最初の見どころは、北の勝酒造場です。
1887年(明治20年)創業。日本最東端の蔵元。清酒「北の勝」醸造元は、「碓氷勝三郎商店」さん。米が取れない土地なので、本州から酒米を取り寄せて始めたとのこと。
かつては大阪などから運ばれる酒が高価だったため、より多くの人が飲めるようにと、ここで酒を造ろうと初代が思い立ったと。また、冬場の猟師さんの雇用確保の意味もあったそうです。
・参考リンク:根室市 地球探索鉄道 花咲線 清酒「北の勝」醸造元 碓氷勝三郎商店
旧根室郵便局跡がありました。
こちらが説明です。1873年(明治8年)に、根室最初の郵便局がこの地で開局。
北友社跡です。
このような説明板は、地元の歴史などを知るのに大変役立ちます。
NHKラジオ放送の中波用アンテナを撮ってみました。
このようなアンテナ、なかなか近くで見ることはないと思います。というのも、中波用アンテナは設備が大がかりで、広い敷地が必要となるので、どうしても市街地から離れたところに設置される場合が多いのです。それに比べると、FM放送用アンテナは、コンパクトといっても良いでしょう。
将来的には、NHKと民放数局を除いて、中波放送を廃止しFMに移行します。ラジオ離れが進んでおり、営業収入も減少。維持費の面などから移行もやむなしでしょうか。
明治公園です。画像にはありませんが、サイロはもう1基あります。
元々ここは、1873年(明治8年)に北海道で2番目に牧場として開場した「開拓使根室牧畜場」でした。1921年(大正10年)からは北海道練乳会社(現在の明治乳業)所有の土地となり、その時にサイロが建てられました。公園の名前は、会社名の明治から来ています。
・参考リンク:JA道東あさひ「明治公園」
東根室駅。日本最東端の駅です。
ここは来たかったところ。列車では、何回か通っています。
〔2024.8.24追記〕
JR北海道は来年春のダイヤ改正で、東根室駅の廃止を検討しているとのこと。同駅が廃止された場合、日本最東端は根室駅となります。(北海道新聞、2024年8月24日、34面より)
そして、ゴールの根室駅です。
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以下は、オプションコースで立ち寄ることが出来ます。こちらの画像ですが、歩いた時のものではありません、2017年に根室を訪れた際(ウォーキング以外の目的で)、地元の方に案内していただいた時に撮影しました。
金比羅神社です。
高田屋嘉兵衛像です。
根室 金比羅神社は、1806年(文化3年)に高田屋嘉兵衛によって創祀されました。高田屋嘉兵衛は、江戸時代後期の廻船業者、海商です。箱館(現 函館)の発展に尽力したほか、国後島・択捉島間の航路を開拓。根室の発展にも大きく寄与しました。
根室港にある弁天島が見えます。ここにあるのは市杵島神社です。
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ウォーキングを終えると、お待ちかねの食事タイム。有名なグルメが、根室にありますよ。それは、エスカロップ。
エスカロップとは・・・。「漁師さんが早く食べることができ、ある程度ボリュームのある」メニューとして作られた、根室オリジナルの料理。「肉の薄切り=フランス語でエスカロープ」が名前の由来です。タケノコ入りのバターライスに薄切りのトンカツがのっており、デミグラスソースがかかっています。
・参考リンク:根室観光協会「エスカロップ お店マップ」
伺ったのは、根室駅近くの「ニューモンブラン」さん。
札幌で食べたことはありますが、これが本場の味。美味しくいただきました。
そして、もう一つご紹介したいのが「やきとり弁当」です。どこかで聞いことあるなぁ、と思われるかもしれません。根室には、函館「ハセガワストア」さんから暖簾分けされた「タイエー」さん(ダイエーではありません)があり、「やきとり弁当」をいただけるのです。函館で食べたことがない方は、この機会にいかがでしょう。
※ 函館「ハセガワストア」さんのやきとり弁当は、当ブログの過去記事で紹介しています。合わせてお読みいただけたら幸いです。
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