※ 前の記事「やまべ鮭寿し」から“ゆるく”続いています。よろしければお読みください。
特急「ライラック」3号に乘って、旭川にやってきました。
旭川駅の2階改札内コンコース南側では、ガラス越しにこのような光景を見ることができます。都会の駅とは思えない感じですね。林のすぐ向こうには、忠別川が流れています。
1階に下り東改札口を出て、ヘルシーウォークングの受付を済まします。最高気温が31℃との予報なので、リュックをコインロッカーに預け、なるべく軽装にして出発です。
ウォーキングマップはコチラです。(別ウインドウで開きます)
駅前にバスターミナルがあり、ちょうど札幌行きの「高速あさひかわ号」が出発を待っていました。車内は結構混んでいます。
この道を、まずは北方向に進んでいきます。
途中にあった「ホテルテトラ旭川駅前」さんの入口前にあった人形(?)をパチリ。ブログへの画像掲載についてお伺いした時に、モデルは同ホテルの会長さんで、ジャケットの色はホテル毎に違うことを教えていただきました。(富良野にある系列ホテルでは、黄色だそうです)
市役所や市民会館のあるところで左折。7条通に入ります。両側が車道で、その間が歩行者用の緑道となっています。
作家の森村誠一氏は、この緑道を「青春の緑道」と名付けたそうです。
これ、何なのでしょう? 説明板は無かったような。
この緑道には、彫刻やモニュメントが数多く展示されていました。さすが「彫刻のまち」ですね。
緑道の突き当りにあるのが常磐公園です。出迎えてくれたのは永山武四郎(の像)です。彼は屯田事務局長、北海道長官、第七師団長を歴任されました。北海道の開拓・産業に発展に尽力されたお方なのです。
常磐公園は、もともと石狩川と牛朱別(うしゅべつ)川に挟まれた中島でした。川の氾濫が多発したころから、牛朱別川の流路切り替えなどが行われたとのこと。川のある地域は、水という恵みをもたらしてくれると同時に、災害の危険とも隣り合わせですね。
常磐公園のすぐ近くにロータリー交差点がありますが、この辺り一帯は旧牛朱別川を埋め立てたところです。
参考リンク:北海道開発局「99 牛朱別川の切り替え【札幌開発建設部】治水100年」
※ 1929年(昭和4年)頃の旭川市全図が掲載されています。それを見ると、今以上に旭川が「川のまち」であることがわかります。
さて、公園内を歩きましょう。上川神社頓宮の鳥居が見えますね。
旭川開村記念碑です。
ここは千鳥ヶ池。大きな池ですね。手漕ぎボートを楽しむこともできます。
公園のすぐ横は石狩川の堤防。上がってみると、旭川のシンボルである旭橋が見えます。美しい橋ですね。
興味深いものが展示されていました。旭橋の沓座石です。
旧天文台もあります。2005年(平成17年)に閉鎖されました。現在は「旭川市科学館 サイパル」に天文台があります。
このような感じ、良いですね。白鳥の池です。
常磐公園ですが、面積は16ヘクタール。東京ドーム約3.4個分とのことです。広いですね。
道立旭川美術館の東側を通り公園を出ます。そして、目指すのは忠別川。函館本線の高架橋をくぐったら左折。すぐに右折し、忠別川の河原に下ります。
ここにあるのが忠別橋公園。彫刻が屋外展示されています。例えば、こちら。「三つの門二つの柱一つの場」です。
彫刻を眺めながら公園内を歩き終え、堤防に上がります。そして、クリスタル橋を渡ります。
ここで、どうして橋の名前がクリスタルなの? という素朴な疑問が・・・。市民の公募により、この先にある「大雪クリスタルホール」などにちなんで命名されたとのこと。ではクリスタルホールは? というと、こちらも市民377点の応募の中から決定されたとのことです。
寒さの厳しい旭川では、ダイヤモンドダストが見られるそうです。そのキラキラした様子が、クリスタルに結びついたのでしょうか? 実際に住んでみれば、わかってくるのかもしれませんね。
さて、旭川駅からも見られるこのカマボコ状? 半円形のシェルター?の建物は、大雪アリーナです。国際級のスポーツ大会やコンサートなど、多目的なイベントやコンベンションに対応できるようです。この建物に隣接して、先ほど出てきた「大雪クリスタルホール」があります。(画像無しです)
かなり気温が上がってきました。このあと、「道の駅あさひかわ」でひとやすみします。
(続きます)