いきなりですが、飛行機はお好きですか? 大好きという人もいれば、見るのはいいけど乗るのはチョット、という人もいるかと思います。札幌市内で、飛行機を見ながらウォーキングを楽しめる場所があります。それは丘珠空港緑地です。
この緑地は、北西地区、北東地区、南東地区に分かれています。どのようなところなのでしょうか? 設置されている案内板を写した画像でご紹介します。
北西地区の案内板になります。
こちらは、南東地区の案内板です。
北西地区と南東地区を結ぶ北東地区は,滑走路に並行した周回コース(一周3.900m)となっています。
それでは、歩いていきましょう。スタートは、南東地区の「みなみかぜ広場」から。
遊具があります。休日を中心に、親に連れられた子どもたちが元気に遊んでいます。撮影は平日なので、いないですね。
滑走路方向を眺めると。
2030年までに滑走路の延伸(1.500m→1.800m)が予定されています。こちら側には、100m延伸予定です。
少しばかり小高いところがあるので、上がってみます。
空港と反対側は、北海道らしい光景が。
ここからが北東地区です
しばらくは、滑走路と並行した道を歩きます。
あづまやとベンチが設置されています。疲れたら、無理をしないでひとやすみ。
隣接する私有地にある孤高(?)のポプラ。
旅客機が、RWY14へタキシング中。
バックに写っているのは、多目的レクレーション施設「つどーむ」です。大相撲の札幌巡業も、ここで行われます。
旅客機の正体は、トキエア。
今年から、丘珠~新潟間に就航しました。
ここで北東地区は終わりとなります。
滑走路は、こちら側には200m延伸予定。この辺りは、将来的には滑走路になるかと。
北西地区の「きたかぜ広場」です。
こちらには、展望ステージがあります。
上空を飛行機やヘリコプターが通過します。南東寄りの風の場合は着陸。北西寄りの風の場合は離陸します。
丘珠空港のウェブサイトに旅客機のフライトスケジュールが掲載されているので、(旅客機を)見る際のお役に立つかと思います。
・丘珠空港(リンク)
離陸(許可)を待っているHAC機。
コンデジのデジタルズームで、展望ステージからなんとか撮りました。
北東地区に戻り、南東地区に向けて歩いていきます。
何故か丘珠空港上空だけ黒い雲が…。
飛行機の離発着が無いので、隣接する農地に目を向けてみると。
タマネギを掘り出した後です。
遠くに見えるのは、モエレ沼公園のランドマーク「モエレ山」です。札幌市東区にある唯一の山。ここからの距離は、約3.5km。
この山の高さは52m、標高は62m。不燃ごみと公共残土を積み上げた人工の山ですが、国土地理院の地形図に表示されています。人工の山だけど、正式な山?? 国土地理院は、山の定義をしていないとのことです。
スタート地点の南東地区に戻ってきました。ここにある、ちょっとした丘に上がると。
空気が澄んでいるのか、当別方向の山々がハッキリ(?)と見えていました。
そして、空港に目を向けると。
HAC2機とFDA1機の3ショット!(HAC:北海道エアシステム/FDA:フジドリームエアラインズ)
丘珠空港緑地でのウォーキングを、ご紹介しました。この空港では、日によっては訓練(飛行)や、珍しい飛行機の飛来もあります。延伸工事が始まったら、緑地の多く(すべて?)は立入禁止になるかもしれません。それまでは、ここでのウォーキングを楽しみたいと思います。
※ 今回は空港に隣接する緑地でしたが、丘珠空港の滑走路を実際に歩いたこともあります。よろしければコチラから。