白老は、アイヌ語由来の地名。「虻(アブ)の多いところ」という「シラウオイ」から来たと言われています。西に登別市、東に苫小牧市と接しています。(他、北は千歳市と伊達市大滝区とも) 「白老牛」や「虎杖浜たらこ」が特産品。気候は穏やかで、積雪も少なく、自然豊かな町。ウポポイ(民族共生象徴空間)がオープンし知名度は上がりましたが、以前から「仙台藩白老元陣屋資料館」もあり、歴史を感じられるところとなっています。
白老へは、札幌からJR特急や車(高速道路利用)で約1時間。普通列車は、朝(札幌から)と夜(札幌へ)しか直通列車がありません。日中は、苫小牧駅で乗り換えとなります。
私は、普通列車を利用。乗車したのは、737系という電車。1年前から導入されているものの、私は初めて。加速がすばらしい。
白老駅に着きました。南口です。
ウォーキングマップはコチラです。(別ウインドウで開きます) 基本コースを歩きます。
まずは、ここを登別方向に進んでいきます。
「屋根のない博物館通り」という愛称がついていますね。
アホウドリもいました。
ここの歩道橋を上がり、線路を挟んで反対側へ。
綺麗ですね~。
人気店「牛の里」さんです。11時近くでも車が停まっていない。珍しいなぁ と思ったら、営業開始は11時半でした。
この画像、白黒ではありません。「セブンイレブン」さんの看板や店舗の色が、地味になっているのです。近くに「白老八幡神社」があり、周囲の環境に配慮して、このようにしたとのことです。
※ そういえば、成田山新勝寺の表参道にある「セブンイレブン」さんも、同じように地味にしていました。(2016.4.4撮影)
ここは「陣屋通り」。少々驚いたのですが、街路樹の種類が、道路の左右で違います。右側はサクラ、左側は黒松(クロマツ)。なにか歴史的なものを感じます。(あとから、理由がわかりました)
道路沿いに、以前はなかったオシャレなお店が。「GELATERIA Mina Pieno(ジェラテリア ミナピエノ」さん。パン屋さんかと思ったのですが、アイスクリーム店でした。
「白老仙台藩陣屋跡」に到着です。
陣屋跡に入ってみましょう。周囲は緑豊かで、ウグイスやツツドリの鳴き声も聞こえてきました。
自力て立つことができず、補強されている赤松(アカマツ)です。
この赤松は、陣屋に赴いた仙台藩士が故郷のことを想い、仙台から移植したものです。これ1本だけが残っています。樹齢は150年超えとのこと。元々は、海から陣屋まで(約2.5kmの距離)200本以上が植えられていたようです。
先の黒松の街路樹ですが、それを再現したようなものなのでしょうか? 現在は町道である「陣屋通り」が(以前は)道道(北海道の道)であったころ、白老町の要請を受けて、黒松を植えたとのことです。仙台藩白老元陣屋資料館、並びに、白老町役場にお聞きしてわかりました。ありがとうございます。(なぜ赤松を植えなかったのでしょうか? あくまで推測ですが、白老町は海に面した町なので、塩害に強い黒松を選んだのかもしれません)
ここが仙台藩元陣屋資料館。今まで何回か入館していますが、今回も見学します。
館内に展示されている陣屋を再現したジオラマです。撮影と掲載許可をいただいています。
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